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ブックマーク / www.nodai.ac.jp (1)

  • 東京農業大学

    イノシシがブタになるまで ドメスティケーションを探る 教職・学術情報課程 教授 黒澤 弥悦 読者の方々は<写真1>をご覧になり、どのように思われるだろうか。これは沖縄島に生息する琉球イノシシが一人の老人の呼びかけに近寄った瞬間である。 18年前、そのご老人が畑で昼をとっていたところ、数頭のウリ坊(子供のイノシシ)が森から現れ、それらに昼の余りを与えたという。それがきっかけで、餌付けを繰り返し続け徐々にウリ坊を畑に定着させながら、その周りに緩やかに囲いを作り、飼育や繁殖を達成させたことで生じたイノシシとの触れ合いである。信じ難いような出来事だが、実際にあった話である。 イノシシ(Sus scrofa)は飼い馴らされた家畜ブタの野生祖先種である。すなわち野生動物を家畜にするというドメスティケーション(domestication)について、イノシシを対象として追究することが、私の研究テーマ

    betelgeuse
    betelgeuse 2016/10/22
    「本州各地でも日本イノシシの飼育は試みられてきたが、大型で気性が荒く子供の死亡率も高く」「沖縄県の地方集落では放し飼いなどを可能にする飼育環境」「琉球イノシシは小型で扱い易い」
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