古典的なフランス料理に『スズキのパイ包み焼き』というのがある。 まるまる一匹のスズキをパイ生地で包んで焼き上げたものだ。 実物を食べたことはないが、まあ美味いんだろうというのは分かる。 ロシア料理にも、シチューを入れた壺の表面をパイで覆って焼いたものがある。 しかし和食には、パイ包み焼きがない。なぜだ。 (昔の日本にパイがなかったからだとは思う) パイ包みと和のコラボレート、どうだろう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ペン栽の愉しみ ~あふれ、ぎちぎち、ひたひた~ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k