みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2016年9月16日に行われたDevelopers Summit 関西で表題のテーマで登壇してきましたので資料を公開します。 カイゼンについては1日のトレーニングコース(バリューストリームマップ作成含む)を[@haradakiro](https://twitter.com/haradakiro)と提供していますのでご興味のある方は[ご連絡](https://www.ryuzee.com/contact.php)ください。
新卒で入社した企業は「軍隊」と揶揄されるほどの厳しい職場だった。だが、厳しさの裏には成長とやりがいを保証されていたから苦痛ではなかった。厳しい職場でめざましく出世する人間には、下記の2パターンがある。 1.部下へ全権を任せることで失敗も糧にした成長を促す「委任型マネージャー」 2.部下の行動を逐一把握、ミスを無くし完璧な成果を出す「監視型マネージャー」 私は生来のおっちょこちょいな性格もあって、後者の「監視型マネージャー」と相性が悪かった。正直、上司が何をそんなに怒っているか理解できないことも多かった。 たとえばこんな誤字をしたことがある。 本企画書にて1年後の売上げを達成するためのCM制作費につきまして、追加予算ご承認をお願い申し上げます。 テレビCMは消費者が接する媒体の中で最も心理的影響が大きいとデータにありますが、来年度予算ではCM予算がs全体の10%以下となっており…… 企画書に
指揮者というのは、自分の才能だけあっても上手くいきません。奏者の実力を十分に引き出せた指揮者だけが、最高の音楽をつくり出すことができます。それは、ビジネスにおけるリーダーにも同じことが言えるのではないでしょうか。 ここでは、イスラエル出身の世界的な指揮者イタイ・タルガム氏がTED Talksで行ったスピーチをご紹介していきます。 タイプの異なる指揮者5人の例をユーモラスに取り上げ、「リーダーシップの在り方」について語ってくれます。人を率いる立場であるすべての人に、素晴らしい教訓を教えてくれています。 彼のスピーチを簡単にまとめると、 1.人がついて来ない「命令型」 リーダー自身に才能があっても、一人一人を駒のように扱っていては誰もついてこなくなる。 2.やる気が感じられない「放置型」 全く干渉せず、自分からは何も発信しないのでは、ビジョンも共有されず素晴らしい結果は生み出せない。 3.不安
スマートフォンを使って自由にカメラのシャッターを切ることができるツールの「Triggertrap Ada」は、クラウドファンディングサイトKickstarterで目標金額の約6倍の資金を集めることに成功したのですが、結果的に製品化を実現できず集まった資金を出資者に返還することになり、プロジェクトは大失敗に終わりました。なぜ、圧倒的な支持を集めたにもかかわらずプロジェクトは失敗したのか、どうすればプロジェクトを成功させられるのかについて、Triggertrapのハジェ・ジャン・キャンプス代表が、プロジェクト失敗から学んだ教訓としてまとめています。そこにはKickstarterでプロジェクトを立ち上げる人も出資をする人も、知っておくべき教訓の数々が明らかにされています。 How a half-million dollar Kickstarter project can crash and bu
連載目次 本連載のテーマは「チームリーダーシップスキルの向上」です。では、そもそも、なぜチームで仕事をしなければならないのでしょうか? 今回は経営者の視点に立って、企業にとってのチームの有用性を考えます。 メンバーは個人の成果を優先しがち ITエンジニアの仕事は、設計やプログラミング作業を始める時点でモジュール分割がきちんとなされ、自分の分担が明確になっていることが多いものです。スケジュールがはっきりして仕様もしっかりしているので(例外もありますが……)、きちんと計画的にこなしていけば、仕事は一人でやれるという認識が強くなりがちです。そうなると、「仕事の成果は自分の成果」で、自分の成果を上げるためには人に邪魔されないようにバリアーを張らねば、といった極端な考えに陥る人も出てきます。 しかし、メンバーが個性を発揮し、自主的に生き生きと仕事をするためには、チームを活性化させることが必要です。そ
このメソッドの中身は簡単。毎週月曜日の朝にしばしの時間をとり、これから1週間にリーダーとして行うべき優先事項について考えるのだ。(中略) リーダーとして部下を支えていくために今週は何をすべきか、それだけに絞って考える時間である。 本『月曜日の朝9分ですべてがうまく回りだす』の著者は、月曜日の朝9分、「リーダーシップ・プランニング・タイム」を取ると、チームが劇的に変わるといいます。 9分で考えることは、以下。 1分め 今週、誰にどんな気配りを示せるか?(気配り) 2分め 今週、誰にフィードバックできるか?(挑戦と達成) 3分め 今週、誰に報酬や評価を与えられるか?(評価) 4分め 今週、誰に「もうひとつの給料」を渡せるか?(意義) 5分め 今週、誰の自主性を高められるか?(自主性) 6分め 今週、誰の成長を後押しできるか?(成長) 7分め 今週、チームの団結をどのように高められるか?(絆)
その人があなたより賢いと思っているかどうかは関係なく、自分よりも賢い人を雇ったり管理したりするのは、かなりハードルの高いことです。 雇用主には、社員の知性や熱意や自信を、日々進歩させる責任があります。 例えば、ほとんどが博士号を持っているような1,500人以上の研究者や科学者のチームを、世間を揺るがすような科学的な発見をするという目標に向かって働くよう管理するために、自分が雇われているという状況を想像してみてください。マーク・ザッカーバーグですら頭を抱えそうです。 まさにこのような役割を担っているのが、ファインスタイン医学研究所科学課の副所長であるChris Czura博士です。この研究所は、ロングアイランドのノースショアにある医療施設の最重要部門とされています。米国最大の施設の1つでもあり、18の病院で5万人以上の人が働き、700万人以上の患者がいます。 Czura博士に連絡を取り、この
ほとんどの人は、できれば人に好かれたいと思っているものです。会社の同僚や同じチームのメンバーとは、ある程度距離を置いて働くようにしていても、好かれたり憧れられたりしていれば、それだけ一生懸命働いてくれます。本当に慕われている人が最高のリーダーです。この記事では、人に好かれる人たちが常にやっている10のことをご紹介しましょう。リーダーとしての権威が危うくなるようなものは何ひとつありません。これをしたらどうなるか、安心して試してみてください。 1. 人の話をさえぎらずに聞く いい聞き手になりましょう。「だけど」と言って話に割り込んだり、話を急かしたり、相手が話し終わらないうちに質問したりしない、という意味です。相手の話に対する反論を考えながらではなく、話を完全に理解するために聞きましょう。 2. ニヤニヤするのではなく、ほほ笑む にこやかにほほ笑むと、周りの人は気分が良くなります。簡単そうに思
Inc.:優れたリーダーにとって、最も重要な資質は何でしょうか。「それは大した謎ではない」と、著書『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』やTEDでの講演でも有名なサイモン・シネック氏は、世界ビジネス・フォーラム(World Business Forum)で述べています。 人のやる気を引き出す講演者かつ著者として、講演で語っているように、その資質は「無欲さ」「共感」「チームの不安を管理する能力」の3つに要約できます。以下、各資質について説明し、それらの資質を養うことが重要である理由を見ていきます。 1. 無欲さ 人は、信頼する人々が周囲にいてくれることを好みます。「人は常に周囲の人々や組織を評価しており、自分勝手だなと感じれば安全な距離を保とうとするのです」とシネック氏は述べています。 一方で、無私無欲な人やブランドと関係を持ちたがる傾向もあります。そのような人との絆を築
「仕事をきちんと終わらせたいなら、他の人に任せず自分でするべきだ」ということは、ほとんどの人が分かっているでしょう。けれども、いつも自分でする時間があるとは限りません。その仕事の70%でも正しくやってくれる人がいるならば、任せるとことが大事になってきます。米ニュースサイト「Inc.」には、完璧な仕事と過労を感じるバランスを見極める公式があります。CEOを対象としたものですが、どのような状況にでも応用することができるでしょう。 CEOがしたいと思っている仕事を、少なくとも70%のクオリティで出来る人がいるのであれば、その人に任せるべきです。同レベルの完成度でないとイライラしますか? 完璧さは忘れましょう。口で言うほど易しいものではないかもしれません。でも、任せるなら、完璧を求めるのは禁物です。 仕事を他の人に任せる上で重要なのは、目標を明確にし、それを達成するには何が必要かチームのメンバーに
【サイボウズ式編集部より】 この「ブロガーズ・コラム」は、著名ブロガーをサイボウズの外部から招いて、チームワークに関するコラムを執筆いただいています。今回は、脱社畜ブログの日野瑛太郎さんによる「仕事の任せ方、頼み方」について。 「人に何か仕事を頼む」という行為は、とても面倒くさいものです。 誰かに仕事を頼む以上、最低限どんな仕事をやってほしいのか説明をしなければなりません。「アレやっておいて」で済む相手であればいいですが、相手がまったくその仕事に通じていない場合は、説明だけでかなりの時間が取られてしまいます。仕事を依頼した後も、質問に答えたり、仕事の結果をチェックしたり、やることは意外と多くあります。 このような状況から、人に任せるのではなく「もう自分でやったほうが早い」と思ってしまうのはある意味では当然です。この考え方は、短期的には正しいと言えるでしょう。納期がピンチだという時に、悠長に
「自分は『プロジェクト・マネージャー』というほどの者ではなく、『プロジェクト・チームのリーダー』といった役柄です。」——顧客とのチーム・ビルディングの席上で、相手方のトップの米国人はそう語った。聞いていたTさんは、単に謙遜しているのだと思ったそうである。時は'90年代。今ではベテラン・エンジニアのTさんが、やっと担当者レベルを卒業し、小さな1セクションのサブチーフ職に片足をかけた頃のことだ。バブル崩壊で国内市場は低迷し、Tさんの会社がようやく久しぶりに欧米企業から受注できた海外向けビッグ・プロジェクトだったという。Tさん自身も高揚する気持ちをおさえつつ、顧客とのチーム・ビルディングに参加していた。 その顧客はチーム作りのセッションを大切にしていた。彼らは発注者として、かなりの数のチーム・メンバーを、設計期間中にTさんの会社に駐在員として送り込んでくる。無論、Tさんの側も精鋭を結集して、受注
質の高いリーダーシップとは、小さなことも大きなことでも、従業員が活躍するために必要としていることを実行することです。例をあげましょう。 数年前、私は非常に成功した数十人のCEOたちにインタビューする機会がありました。「すばらしい上司の8つの信条」(英文記事)にそこで学んだことをまとめましたが、その際、重要なことが抜けていました。それは計画の実行についてです。 そのことを念頭において、以下のことから始めてみましょう。 1. 多様な見方ができるように励ます 平均的な上司は、全員が同じ考え方をするようなチームを作りがちです。しかし有能な上司は多くの見方や意見を部下から引き出そうとします。そうすることで、市場の現在の動きやその状況を利用でき、何をなすべきかがよく判断できるようになるのです。仕事の割り当てを与えたりしないかわりに、考え方が画一的にならないような人材を雇ったり昇進させたりしています。
※ベストチーム・オブ・ザ・イヤーのサイトから移設しました プログラマが幸せに働ける環境を提供したい――。そんな思いで生み出され、いまや約50万の月間UUを誇る「Qiita(キータ)」。プログラミングの知識を記録・共有するサービスで、多くのプログラマから愛されています。 開発したのはIncrements株式会社。学生時代に関西で出会った3人が数年後に再会を果たし、それぞれが培った多様性のあるスキルを持ち寄り、会社を立ち上げました。「堅実に、着実に」――。サービス開発で大切にしていることを聞くと、こんな答えが返ってきました。徹底した仮説検証の積み重ねをベースに堅実な開発を進め、勢いだけで動かない。スタートアップらしからぬ体制が見えてきます。 この成功サイクルの秘密を「同じ価値観を持つメンバー同士で議論できること」と話すのは、同社CEOでプログラマの海野弘成さん。小西智也さん、横井孝典さんを交え
2013-08-02 権限の移譲とか 2日めにしてもう書くことが思いつきませんものですから、なんか仕事の話とかしてお茶を濁そうと思います。 最近は店長補佐を店長に昇格させて「店内で収まる仕事」のほとんどは任せる、という方針でやってるのですけども、そううまくは行きません。なにが悪いって俺が過保護すぎる。パートのおばちゃんに「子育てでもそうですけども、手を出したいのをぐっとこらえて、見守らなきゃいけない時期っていうのがあるんですよ」って諭された。 というわけで、権限移譲の話でもすることにいま決まった。ちなみにこのエントリは「うまくいってない」という前提で、これからどうしたらいいもんか、というような内容です。 うちの店の場合、オーナーも人件費削るために仕事してるので、店内にオーナーと店長の二人のトップがいることになる。この状況で現場のトップをすげ替えるとなると、かなり不自然なことしなきゃだめだと
いいか、覚えておけ。おれにしてもお前にしても、それなりに成功するってことは、なにかは得意なんだ。でも大体のことは不得意極まりない。全部自分でやろうとするな。自分よりも何かで優れている人たちが、その何かでお前のためにチカラを貸したいと思うような人間になれ。 それがリーダーってもんだよ。 この記事が話題になってた。リーダーシップというのは力を貸してやろうと相手に思われることだという、いい話。 この手の話は、誰もが否応なしに社会で経験することだから、みんなそれぞれ自分の考えを述べたくなる・・・という話題でもありますね。例に漏れず、自分も少し経験から感じることを書いてみよう。 「権限」を「委譲」する? 「上司が何かを部下に任せる」という文脈でいくと、このストーリーは「権限委譲」の話にもみえる。確かにテーマとしてはそうなのだが、自分は一般で言う「権限を委譲する」という考え方そのものにちょっとした落と
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