子どもを褒めたり何かを頼んだりすると、とても良い影響があります。そういう時は、名詞と動詞のどちらを使うかというような、とても細かなところにまで気を配った方が良いということが、最近の研究でわかりました。 米メディア「NPR」は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究で、未就学児100人を2つのグループに分けた研究について伝えています。1つのグループには動詞を含んだ「Helping(手伝う)」という言葉を、もう1つのグループには名詞の「Being helpers(助っ人になる)」という言葉を使って話をしました。 子どもたちが遊んでいる間に、実験の担当者は何か手伝える機会を子どもに与えました。「助っ人」についての話を聞いていた子どもは、「手伝うこと」についての話を聞いていた子どもより、20%以上もおもちゃを置いて実際に手伝うことが多かったのです。 この名詞と動詞の現象は、大人のやる気にも同じよう