総選挙投票日まで3週間を切った英国で、BBCが4月16日に野党5党の党首討論を放映した。 前に投稿した記事でも書いたが、今回の選挙は、男性党首たちの保守派(保守党、自由民主党、UKIP、そして労働党)、そして女性党首率いる左派(SNP、ウェールズ党、みどりの党)の戦いであり、連立相手の模索でもある。 で、総選挙の台風の目と言われてきた右翼政党UKIPがここに来て急速に勢力を失い、もはや党首ナイジェル・ファラージの落選の可能性が囁かれるほどの体たらくで、右傾化が叫ばれていた英国が、一気に左へ揺れ戻っている感がある。 そのムードを牽引しているのは、明らかに共同戦線を張っている左派三党の女性党首たちだ。「レフトの女たちが結束してUKIPを潰しにかかっている」と言われるほど、まあこの女性たちが強い。右翼政党の没落はこの「左翼女性党首連合」のせいではないかと思えるほどである。 左派女性党首連合。とそ