関東地方の水がめのひとつ、群馬県みなかみ町の利根川最上流に造られた矢木沢ダムは、毎年12月から4月くらいまで訪れることができなくなる。 豪雪すぎて道が閉鎖されるのだ。 しかし今年、初めて一般向けに冬季見学会が開催された。人目に触れることのなかった真冬の矢木沢ダムの姿が見られる!ということで、迷わず応募した。そして参加してきた。
関東地方の水がめのひとつ、群馬県みなかみ町の利根川最上流に造られた矢木沢ダムは、毎年12月から4月くらいまで訪れることができなくなる。 豪雪すぎて道が閉鎖されるのだ。 しかし今年、初めて一般向けに冬季見学会が開催された。人目に触れることのなかった真冬の矢木沢ダムの姿が見られる!ということで、迷わず応募した。そして参加してきた。
1974年東京生まれ。最近、史上初と思う「ダムライター」を名乗りはじめましたが特になにも変化はありません。著書に写真集「ダム」「車両基地」など。 (動画インタビュー) 前の記事:ローマ時代のダムを造ってみた > 個人サイト ダムサイト たとえばビールやワインや日本酒が好きな人が家で飲むとき、食べ物にはそれなりにこだわるだろう。コンビニには酒飲みのためにいろんな種類のおつまみが売られているし、とっておきのチーズを出してきたり、フライパンを振って軽く1品作ってしまう人だっている。 それがコーラだとどうだ。フライドポテトやチキンなど、油っぽくてしょっぱいものをテキトーに合わせとけ、みたいな扱いではないだろうか。アルコールとソフトドリンクの間にはスクールカーストならぬドリンクカーストが存在すると思う。
富山県の高岡に行った。 駅を出ると、目の前を赤い路面電車が通り過ぎた。それはまるでヨーロッパのトラムのようなお洒落な外観だった。 どこまで行くのか分からないけど、咄嗟にあれに乗ってみたい!と思って、何も調べずに終点まで行ってみることにした。
書き出しから「やっぱり」と書くのは変だけど、でもやっぱり鶏の唐揚げが大好きだ。 先月、当サイトに掲載されたライター加藤まさゆきさんの「鳥から揚げの全流派をマスターする」という記事を読んで、いてもたってもいられなくなり、近所のスーパーに駆け込んで唐揚げを買った。 これがまた、じわっと味が染みててうまかったのだ。 そこで思った。スーパーによって唐揚げはどう違うのか。食べ比べをしてみたい。 (萩原 雅紀) スーパー唐揚げ大戦 先月の記事で、ライター加藤さんは豪快に自宅で揚げていたけど、油の消費量やキッチンまわりの油汚れを考えると自宅での揚げ物は抵抗がある、という人もいると思う。 揚げ物は一度に大人数分を作った方がおいしいと言うし(それカレーの話だったかも)、僕は専らスーパーの惣菜を利用している。 近所のスーパーは東京西部に3店舗だけ展開している、いわゆるインディーズ系スーパー(インディーズ系レー
いまとなってはどうしてか分からないが、そのときは確かに思ってしまったのだ。気合いで信号を変えられるんじゃないか、いやきっと変えられる、変えてみせると。 そんな、僕と同じように急な暑さで頭が沸騰してしまった人のために、その難しさと、そしてキモチよさを記録しておこうと思う。
さいきん流行りのコンビニスイーツ、ロールケーキ。 中でも、昔ながらのくるくる巻いてあるタイプではなく、内側に純白の生クリームがぎっしり詰まった、高級感のあるものが人気らしい。 確かにおいしいけど、あの純白の断面は見た目にちょっと寂しくないだろうか。あの部分をキャンパスにして、見た目に楽しいロールケーキが作れないか。 そこで、国旗の模様のロールケーキを作ろうと思い立った。 (萩原 雅紀) ふつうにロールケーキを作る 思い立ったはいいけど、ロールケーキはおろか普通のケーキも作ったことがないので、レシピをいろいろ検索して作ってみた。
乗り鉄、撮り鉄など、いろいろ細分化された鉄道趣味界に、駅めぐりというジャンルもある。特徴的な駅舎を観てまわったり、終点駅、秘境駅をめぐるなんてのも人気だ。 しかし、鉄道が運ぶのは人だけではなく、貨物もある。つまり僕たち一般人が乗り降りする駅だけでなく、貨物を積み降ろしする駅もあるわけだ。 そこで、貨物になった気分で駅を観てまわる、貨物駅めぐりをしてみよう。 (萩原 雅紀) 人は乗り降りできない駅 線路がたくさんある光景が好きで、少し前からそんな場所の写真を撮って歩いている。 ひとくちに線路がたくさんある場所、とは言っても、大規模な駅や電車の車両基地、機関車が休む機関区などいろいろあって、特に最近、なぜか惹かれるのが貨物駅だ。
僕がダムをめぐりはじめた10年前と比べると、ダムに興味を持つ人は確実に増えてきた。 一見ふつうの女性たちが、会話の中に「あのダムは重力式だから...」なんて挟むのを聞くこともあって、本当にびっくりする。でも、たとえばニュース番組で映る八ッ場ダム建設現場に造られている橋脚をダムだと思う人がいたりするのを見ると、意義や是非はともかく、形式や構造はまだまだ一般に浸透していないと思う。 本当は義務教育過程に入れてほしいのだけど、それも待っていられないので、誰にでも分かる方法でダムの形式と構造の解説をすることにした。 (萩原 雅紀) 「ダムとは」というおさらい 誰にでも分かると書きつつ、まず最初にダムの構造の基本を説明しなくてはならない。興味がない人にはさっぱりかも知れないけど、ここさえクリアーすればすぐ本題に入るので、がんばって読み進めてください。 ものすごく大雑把に書くと、ダムとは如何にして水を
雪見だいふくはアイスクリーム界の異端児だと思う。 アイスクリームの外側を餅(ぎゅうひ)で包むという、和菓子と洋菓子の見事なコラボレーションはロングセラーにふさわしいおいしさだ。 定番のバニラのほか、これまでにチョコレート味や抹茶味なども発売されているけど、もっといろいろな味のアイスも試したい。そして、いろいろな味のアイスと言えばサーティワンである。 では、サーティワンのアイスでカラフルな雪見だいふくを作ってみよう。 (萩原 雅紀) オリジナルに敬意を表して まずは確認の意味も込めて、1981年から売られているオリジナルの雪見だいふくを買ってみた。さすが発売から30年も経っているだけあって、脳へのパッケージの刷り込みもすごい。アイス売り場に来て一瞬で見つけられた。
2013年春、西武鉄道の大株主である外資ファンドが西武秩父線を廃止にするかも知れないというニュースが流れ、それは大変だ!何とかせねば!と思ったけど僕には打つ手がない。とりあえず西武秩父線の各駅で降りて周辺に何があるのか見てくることにした。 という記事を先月に書いたのだけど、西武秩父線にたどり着く前にページが尽きてしまったため、今回が後編である。いよいよ西武秩父線に突入、終点の西武秩父まで向かいます。 前編はこちら→「僕たちが東吾野駅で降りて幻の石塔を見つけるまで」
家の最寄り駅近くを歩いていたら、古墳に出くわした。 もう数年住んでいるのに、古墳があったなんて知らなかった。しかもそこにあった看板を見ると、近くにはほかにも古墳があるらしい。 ところで僕はダム好きで全国のダムをめぐっているのだけど、同じように古墳時代には古墳を(いや同じ時代だから「古」のつかない「墳」か)見てまわるのが好きな「墳好き」がいたんじゃないか。 うだるような暑さの夏の午後、そんなことを考えながら近所の古墳をめぐった。
1974年東京生まれ。最近、史上初と思う「ダムライター」を名乗りはじめましたが特になにも変化はありません。著書に写真集「ダム」「車両基地」など。 (動画インタビュー) 前の記事:墳好きによる墳めぐり > 個人サイト ダムサイト ごまかしようがないので最初に書きますが、この記事はいまだに夏休みの旅行先や自由研究に悩んでいる小学生中学生向けに書いています。 ダムのことを調べようと思って出かけて、単に上から眺めたり下から見上げたり、もちろんそれでも楽しいけど、もし普段見られないダムの中を見せてくれると言われたら観に行きたくなるだろう。 なんと、ダムの中には当日ふらっと行って、職員さんの解説つきで中を見学させてくれるところがあるのだ。スナック感覚のダム見学である。
僕がダム好きになって、もうすぐ干支が一周する。 ダムの魅力に取り憑かれてしまったキッカケは、偶然ものすごく大きなダムを真下から見上げてしまったこと。そのあまりの存在感に圧倒されて、それ以来全国のダムをめぐって歩くようになった。 そんな、最初に見上げて僕の人生を変えてしまったダムから、見学に来ないかとお誘いをいただいた。なんと、ダムの中を走るモノレールに乗せてくれるというのだ!
自分はけっこう鉄道好きだと思っていますが、その中でも特に車両基地が好きだ、ということが最近わかりました。 線路が次々に枝分かれしていたり、電車が整然と並んでいたり、隅の方に古くて錆びた車両が放置されていたりするのが見えると、なんだかもう、いてもたってもいられなくなります。 そんなわけで、1日まるまる車両基地だけをめぐってきました。 (萩原 雅紀) 基地探しブーム 車両基地をめぐろうと思っても、まずはどこにあるのかを知らなくてはなりません。 そこで、ネットの地図サービスを使って車両基地を探したのですが、やっぱり便利なのはグーグルマップ(地図担当の方、すみません)。 線路上をスクロールしながらずっと辿って行ったのですが、面白いのは、ある縮尺を越えると、何もなかったところにいきなり大量の線路の描写がぐわっと現れること。これが楽しくなって、基地を探すのに何時間も没頭してしまいました。 以下にいくつ
待ちに待った春が到来! この4月から、大きな希望で胸をいっぱいに膨らませ、あこがれの東京で新生活を始める人も多いことだろう。 そんな皆さんに贈りたい。かつてこの地で覇を競い、繁栄を願いながら志半ばに散って行った多くの人々の夢の跡を。
街を歩いていると、そこにあった建物がいつの間にか取り壊されて、見慣れた景色が一変していることがある。さらに新しい建物が建ったりすると、その前がどんなだったか思い出せなくなってしまう。 だから、いまのうちに記憶しておきたいと思った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く