タイの首都バンコク(Bangkok)で、甲虫の幼虫を調理する準備をする虫食専門店の従業員(2002年9月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL 【5月14日 AFP】甲虫や芋虫、ハチなどの昆虫は、欧米の消費者が「気持ち悪さ」さえ克服できれば、世界中で環境に優しい食糧源として活用できるかもしれないとの報告書が、国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organisation、FAO)により13日、発表された。 FAOのエバ・ミュラー(Eva Mueller)森林経済局長はイタリア・ローマ(Rome)で記者会見し、「主なメッセージは冗談抜きで『昆虫を食べよう』です。昆虫は豊富に存在し、貴重なタンパク源でありミネラル源なのです。世界人口の3分の1に当たる20億人が、すでに昆虫を食べています。おいしくて栄養価が高いからです」と述べた
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