ロンドン(London)東部の五輪選手村で提供される料理とその成分表(2012年7月12日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【7月24日 AFP】マレーシア五輪委員会(Olympic Council of Malaysia、OCM)と同国のイスラム教団体関係者は、ロンドン五輪に参加するイスラム教徒の選手の大会期間中の「ラマダン(Ramadan)」を免除すると発表した。 マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(New Straits Times)は、27日に開幕する同五輪は、1980年のモスクワ五輪以降では初めてイスラム教の断食月であるラマダンの期間中に開催されると報じている。ラマダンの期間中、イスラム教徒らは日の出から日没までの間、一切の飲食を断たなければならない。 しかしながら、同国のイスラム最高機関、全国ファトワ評議会(National Fatwa Council)の高位聖職