ロンドン(London)の外貨両替所でユーロ札手にする従業員(2008年12月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Leon Neal 【5月9日 AFP】オーストリアに住む22歳の男性の元に2900万ユーロ(約37億7000万円)もの納税通知書が送られていたことが、8日の現地紙の報道で分かった。 男性が現地紙ホイテ(Heute)に語ったところでは、通知書は研修生として600ユーロ(約7万8000円)ほどの月給で働いていた2008年の納税申告手続きを行った後に送られてきた。通知書には、未納額の1%に当たる29万420.13ユーロ(約3780万円)をすぐに納めるように、と書かれていた。「すっかり気が動転した。母は危うくノイローゼになるところだった」 男性の母親は税務署に電話で問い合わせたが、担当者からは「(スーパーの)ビラ(Billa)のレジで議論などしないでしょう。黙って払えばいいんです」