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ブックマーク / inujin.hatenablog.com (9)

  • 人を好きになる、技術。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    「好きな人が、なかなか現れない」という人の話を聞くことがある。 これまでの出会いについて「この人は顔が」「この人は話が」「この人は仕事が」みたいに、人なりに好きになれない理由があることが多く、まあなかなか大変だなあとは思う。 「でもちょっといいなって思った人がいたんですけどね」という時はだいたい、相手のほうはあまり気じゃなさそうだったり、何のアプローチもしてないのに自分だけが盛り上がっちゃったりしてるのが聞いているだけでわかるので、これまた大変だ。 それで人の結論としては「普通の人でいいんです!普通の人と普通に出会って普通に好きになりたいんです!」というのだけど、さてこの人にとっての普通の人というのは一体どこにいるのだろうと困ってしまうのである。 だいたい、よく考えてみると、普通の人というのは、色々と欠点もあるから普通の人なのであって、顔がイマイチな人もいれば、話がつまんない人もいる

    人を好きになる、技術。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • テキパキできない人の、未来。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ものごとを、迅速に、正確にやるのが苦手だ。 忘れ物もよくする。 このあいだなんかは、オフ会で借りていた会議室のカギをリュックに入れて持って帰ってしまった。 そんなぼくがまだなんとか社会的な生活を送ることができているのは、奇跡としかいいようがない。 シロクマさんの面白いエントリを読んで、ちょっと考えたこと。 テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? - シロクマの屑籠 世の中の多くのことには、ますますスピードと正確さ(氏がおっしゃるところの「テキパキ」していること)が要求されるようになっている。 テキパキと行動できるためには、的確な状況判断が必要で、そしてそのためには「いま自分がやっていることに関するルールと、そこにおける勝ちパターン」を理解する必要がある。 テキパキしている人は、そういったものを瞬時に把握する能力を身につけているのだと思う。 きっと、多くの人にその能力がはじ

    テキパキできない人の、未来。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    小遣い制においては、ほんのわずかなミスが、命に関わる。 コーヒーを自動販売機で買うことなど、ありえない。 少なくともオフィスで仕事しているあいだは、ありえない。 タイムセール中に思いきって購入した徳用インスタントコーヒーを限界まで薄めて飲まなければ、生きていけない。 外出する時は、使い古しのペットボトルに家で作った麦茶を詰めて持ち歩くのがまあ常識だが、これを飲む時は仕事相手が誰も見ていない時を狙って高速でカバンから取り出してほんの一口だけ含み、それ以上に素早い動きで再びカバンの中にしまうのが、小遣い制のたしなみだ。 万が一飲んでいる最中に誰かに見つかってしまった場合は、あたかも先ほどコンビニかどこかで買ったばかりのものを飲んでいるような堂々としたふるまいが重要だ。 決して動揺を見せてはいけない。 何度も洗って再利用を続けていることで細かいキズやお茶の色素沈着が生じていることや、商品のラベル

    小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • モテることよりも、ずっと楽しいこと。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    小学生の頃、そのエロに対する造詣の深さでクラスの男子から一目置かれていた子が、言っていたことを、今でもよく覚えてる。 「恋愛において大事なのは、小学生では顔、中学生ではカラダ、高校生ではココロやねんで」 なんだかすごくオトナな話を聞いたと思い、僕は彼の話を「ほおおおお」と興奮しながら心のメモにしっかりと書き残した。 しかしどうもオトナになっても、僕は高校生どころか小学生のまましばらく止まっていた気もするし、世の中、スーツを着た小学生や中学生だらけな気もする。 別に僕はそれを否定したいわけじゃない。 ただ、最近は人を好きになるってどういうことだろう、と考えることが多い。 そんな時に、ミーアさんの素敵なエントリを読んだ。 男がどうとか女がどうとか考えていたら、そりゃモテないなぁと思うんです。心惹かれる時は、男は~女は~なんて関係なく「相手にとってどんな存在になれるか」だけじゃないかと思うので

    モテることよりも、ずっと楽しいこと。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 京都が、嫌いです。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    東京では、大阪に出張すると言うとみんな気の毒そうな顔をするのに、京都に出張すると言うとうらやましがるらしい。 大阪の人間からすれば、大阪と京都の何が違うのかと思う。 しゃべる言葉も、飲んでいる水も、ややこしい人柄も、ほとんど変わらない。 それなのに、まあずいぶん京都という土地は、東京に対するブランディングに成功しているのだなあ、何が古都だ、新都におもねりやがって、などと思う。 もちろん、やっかみである。 ★ 僕には「積み重ねてきたもの」への嫉妬心がある。 京都は、それがポーズだとしても、たしかに古くから積み重ねてきた伝統を大切にしている。 内部には最新のテクノロジーを完備していたとしても、表向きは昔からの何かを受け継いできたような顔をしている。 残念ながら、大阪にはそういう部分が少ない(実際はそういう人たちもちゃんと存在するが)。 たとえそうすることが「儲かることだから」だと理由を呈示した

  • 働くことは、ウソをつくことでもある。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    先日ブログに「働くこと」について書いて以来、これは今けっこうちゃんと考えておきたいテーマだと思ったので、周囲の人にも「あなたにとって、働くとはなんですか」というウザい質問を連発し、ネットでもリアルでも挙動不審なサードブロガーのいぬじんです、こんばんは。 それでも世の中には優しい人がいるもので、構成作家をしている先輩はこう答えてくれた。 「それしかできないので、それをやってるだけ」だそうだ。 これはあまりにもかっちょいい回答で、ぐうの音も出ない。 まあたしかに自分の経験を振り返ると、変に選択肢を色々と与えられてしまうと、ああでもなければこうでもないと悩み始め、ちょっと何かを始めてみて失敗すれば次を試し、それがうまくいかないと別のをやってみて、といった感じでなかなか事態が進展しないことは多い気がする。 「自分にはこれしかできないから」という覚悟というかあきらめみたいなものがあったほうが、その道

    働くことは、ウソをつくことでもある。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 楽しいことが、話せない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    以前、得意先の女性との打ち合わせ中に雑談になって、少し自分の家族の話をしたことがある。 その帰り道に、同席していた同僚からこう注意された。 「彼女は独身なので、あまり家族の話はしないほうがいいですよ」 僕はその場で、ああ確かにそうだね、これから気をつけるよ、と答えて今後の態度をあらためることにした。 別に腹が立ったわけではないが、この時のことを妙に覚えている。 僕の周りには「何を言うべきではないか」を読めない者をバカにする傾向が未だにあって、政治や宗教はもちろんのこと、贔屓にしているスポーツチームの話題から、休みの日に何をしているかまで、相手の機嫌を損ねるような内容を話す人間はダメなやつという烙印を押される。 そんな規制の中に「家族の話は結婚していない人の前で話さないほうがよい」という新たな項目が増えただけの話である。 ただ、あらためて思ったのは、「自分が楽しいと思うこと」を他人に話すのは

    楽しいことが、話せない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ここのところ、ブロガー諸氏が、突然はてなブックマークでキツいコメントを書かれて気分を害されるというケースをいくつか見受けたが、基的にはこれが「ベテランはてなユーザー流」の歓迎のしかたの一つなので、ここは「あら?そんなにこっちに興味あるの?んもう仕方ないわね、どうしても読みたいならこれからも読ませてあげてもよくってよ」と悦に入るところである。 である、と断言したのは理由があって、結局はブックマーカーに代表される読み手というものは書き手に依存せざるをえないからだ。 叩くにせよ、賞賛するにせよ、対象がなければ何もできないし、あったとしても叩きがいのないコンテンツばかりでは毒舌も発揮しようがない。 だからブロガーは、お腹がペコペコで騒ぐ子供たちをたしなめながら優しく手料理を配ってあげる母親のような気持ちで接してあげればよろしい。 これはもちろん書き手についても言えることで、いつでも書き手と読み手

    僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • フォースブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    サードブロガーなるものを目指しながらも、難しいと感じている人に、僕は1つ提案したいことがある。 ここらで、サードブロガーではなく、フォースブロガーになってみるのはどうだろう。 ★ 先日、こんなエントリを書いたら、 サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 いくつか感想をいただいたのだけど、その中で、こんなエントリがあって 新しいイスを用意できる人、イスの幅を広げることができる人がサードブロガー - はてブのまとめ ここで私のいうサードブロガーの定義に当てはまってる人を挙げておく。 ということで、いくつかのブログを紹介された。 それを読んだ方々の反応を、また読んだ。 サードブロガーもアルファーブロガーみたいなもんやで、孤独のブロガーみたいな。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 冒頭で紹介した記事に紹介されているサードブロガー達は、この定義の中で、アルファーブロガーなん

    フォースブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
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