アカデミー視覚効果賞は1939年に「特殊効果賞」として設けられ、1977年から「視覚効果賞」としてその年の最も優れた視覚効果を使った映画が選ばれてきました。2009年からノミネート作品が3枠が5枠に広げられたことにも表れているように、VFXは急速に発展しており、1977年から2012年受賞作品を一気に見ていくと、そのすさまじさがよく分かります。 Academy Awards: Best Visual Effects Oscar Winners on Vimeo 太陽が2つある土地を歩く後ろ姿。 マーク・ハミルが演じるルーク・スカイウォーカーです。 ということで、1977年の第1回視覚効果賞を受賞したのは「スター・ウォーズ」。 自分のイメージを映像化するには従来の撮影技術では不足と感じた監督のジョージ・ルーカスは、自ら新たな特殊撮影専門の会社としてインダストリアル・ライト&マジック(ILM)