プロジェクトの様々な局面で意思決定を迫られるプロジェクト・マネジャー。本書は世界中で活躍するプロジェクト・マネジャーによる97本のエッセイを収録した書籍です。ソフトウェア開発においてマネジャーに求められることは何か、人とチーム、さらにステークホルダーの管理、プロジェクトプロセスやプロジェクト要求、契約、国際化への対応と地理的に分散したチームの管理などについて、経験豊かなプロジェクト・マネジャーが自らの体験を踏まえて解説します。プロジェクト・マネジャーを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊です。日本語版には、奥沢薫、神庭弘年、重木昭信、芝尾芳昭、冨永章、初田賢司、林衛による11本の書き下ろしを収録。 目次 監修者まえがき はじめに 01 できるだけ早期にユーザーを巻き込む バービー・デイビス(Barbee Davis) 02 モグラたたき開発を避けよう ベンカト・スブラマニアム(Venkat
プロジェクト管理ツールの必要性 みなさんのプロジェクトは上手に運営できていますか? プロジェクトメンバーのタスクの進捗管理はできていますか? 問題・課題管理はスムーズに行えていますか? ExcelやWord、紙資料を用いた管理で、作業が煩雑になっていませんか? 進捗報告ミーティング用の会議資料作成やチームメンバとの情報共有のために、大きく時間を取られていませんか? ファイルサーバには必要かどうか判断できない無駄な資料があふれかえっていませんか? ソースコードはきちんと管理されていますか? リリース用のソースコードに、どんな機能が盛り込まれ、どんな不具合が解決したのか、ちゃんと把握できてますか? プロジェクトが混沌としてくると、ドキュメントやソースコードの構成管理がぼろぼろになり、プロジェクトメンバの作業の進捗具合をリーダが見通せなくなります。その結果、上記のような問いかけに対して「できてい
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
ふだん OmniFocus で仕事の管理をおこなうことが多いのですが、認めましょう、実はかなり無理しています。 というのは OmniFocus は GTD の「プロジェクト・コンテキスト」のマッピングや、パースペクティブといったものをかなり忠実にアプリケーション化していますので、利用するのはとても複雑で慣れを必要とするからです。 また、タスク管理がデスクトップのアプリ側を中心としている点も、時として面倒です。 OmniFocusのデータはiDiskを経由して外のMacにも、iPhoneからも読めますが、やはりデータがどこにあるかというと複数あるMacのうちのどれかということになり、ブラウザ一つあればどこでも読めるクラウド型のタスク管理システムを利用したくなることはよくあります。 そこでいま本気で乗り換えようかと期待しているのが先日一般への公開が始まった Flow です。 Flow の特徴
たった500円、ワンコインで占いから似顔絵まであらゆる“コト”を個人間で売り買いできる――そんなサービス「ココナラ」を立ち上げた株式会社ココナラCEOの南章行さん。南さんの今の悩みは「会社を成長軌道に載せるための人事制度」でした。 その打開策を見つけたのは自社で開催したイベント「coconala未来会議~ビジネスクラウドの未来~」。パネラーとして登壇したサイボウズ式編集長の大槻が「サイボウズで人事評価で大切にしていることは?」という会場からの質問に対して答えた「信頼」ということば。「ここにヒントがある」と南さんは感じたそうです。 「創業期の人事制度はどう組み立てればよいのか?」「ビジョンに基づいた強いチームを作るには?」。創業3年目のベンチャーならではの悩みは「信頼」という評価軸で解決できるか? ベンチャー時代からサイボウズで人事責任者を務めてきた山田理副社長と答えを探ります。
先日、WebSigの10周年イベントの検討会議の場で、Webディレクターとは?というの話になった。 昔よく言われたのは、「Webディレクター」は「デザインできない」「開発できない」人がなる職業というネガティブな表現があった。特に「Webの仕事」と言えば「Webの受託制作」だったころは、そういう人たちが沢山集まってきていた。 そういう中で、「工程管理しかできないディレクター」とか「気が効かないディレクター」とか、「言われたことしかやらないディレクター」とか、確かに、いろいろいたように思える。 またネガティブな意味で、「Webディレクターとは何でも屋なんだよ」と言われることもある。これはある意味真理だと思っている。 個人的に思っているディレクターの重要な役割とは、 「バネのように、状況(案件)に応じて自在に伸び縮みして、お客さんと制作との穴を埋める仕事」 だと思っている。 PMが全体を見ている
by MATEUS_27:24&25 プロジェクトの計画と実行において総合的な責任を持つ職務をプロジェクトマネージャーと呼びますが、NASAのゴダード宇宙飛行センターの副監督者であるJerry Maddenさんが何年にもわたって出典不詳のソースから集めた「プロジェクトマネージャーとしての心得」とも言える100のルールがPDFファイルで公開されました。プロジェクトマネージャーとしてだけでなはく、仕事やグループを統括する人にとって非常に役立ちそうなルールとなっています。 One Hundred Rules for NASA Project Managers - 100-rules-for-nasa-project-managers.pdf (PDFファイル) https://www.projectsmart.co.uk/white-papers/100-rules-for-nasa-proje
よく友人やら知人やら、会社の上司から 「お前はリーダーシップがある」「皆を引っ張っている」 と評価をいただくことがある。これはこれでものすごく嬉しいことだし、そう思っていただけることを幸せに感じなければいけないのだけど、実際の心内を述べると僕にはリーダーシップなんて高尚なものはないと思っている。 リーダーの概念や定義を調べるのは大変面倒なので今テキトーに書くけれど、いわゆるリーダーは皆の「先頭」に立って周囲を引っ張る存在だと認識している。 絵で書くとこんな感じで 周囲をある一定の方向に導いていくタレント。ベンチャーの社長などにこんなタイプが多いだろう。対して僕は全く違う。 僕が評価を受けるポイントってすごく限定的で、例えば飲み会やら旅行の幹事を務めたり、会社の催し物やらプロジェクトを滞りなく進行させることで 「統率力がある」→「リーダーに向いている」 とされることが多いのだけど実際は、統率
Inc.:起業家の時代が到来しています。被雇用者たちはこの変化を乗り切れるでしょうか? おそらく大丈夫でしょう。しかし、そのためには今、変わる必要があります。 世の中は、やりたいことがある人、貢献する人、創造する人、革新する人、価値をつくる人、主体的に生きる人にとって、有利なものとなりつつあります。最近の研究によると、仕事環境はこれまでとは違う方向へ向かっているそうです。それは、産業化時代のマインドを引きずる従来型の被雇用者とは相容れないものです。 「The Evolving Workplace: Expert Insights(進化する職場環境:専門家の洞察)」もそうした研究のひとつです。この論文では、「仕事」と「職場環境」における7つのトレンドが示されています。今回は、そのうちの4つを紹介します。 トレンド1:クラウドソーシングとクラウドソース・サービス 人々は各地に分散して働き、一度
出所:『ワーク・シフト 』 リンダ・グラットン 著 これらの変化は、世界のどこにいても避けることはできません。そのため世界各国は、「今までの状態を維持しよう、ある一定の定常環境を保ち続けることが長続きする秘訣だ(=サステナビリティ)」というスタンスから、ひとつの定常状態ではなく「何かが起きることは間違いないから、その変化とそれによって受けるダメージに耐え、吸収し、そして次の新しい均衡環境(=成長もしくは衰退)につなげられるようにしよう(=レジリエンス)」というスタンスへ変化してきました。 これこそが、グローバルアジェンダとして現在、世界中が「レジリエンス」に注目する理由です。 2.レジリエンスとはつまりこういうことだ 今回の議論の参加者の多くからは、そもそも「レジリエンス」という言葉の意味や捉え方について、まだよくわからない、という声が多く聞かれました。まずは、この言葉の示す意味について、
シアトルのマイクロソフト本社で働く横川尚美氏。彼女は現在、MicrosoftのSkype部門でSenior Program Managerとして働き、米マイクロソフトに入って今年で10年になる。 横川氏は米マイクロソフトに務める前、ソニーで働いていた。その文化の違いが、彼女の性格をガラリと変えたという。今回、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 古川享氏をインタビュアーに、横川氏に話を聞くことができたのでリポートする。 (左)古川享氏、(右)横川尚美氏 ソニーは「家族」、米マイクロソフトは「個人主義」 ソニーに3年務めた横川氏が米マイクロソフトに入社して一番驚いたのは、個人主義ということだった。ソニーは家族のような会社で、もし自分が間違えをしてしまったら上司が責任を取ってくれた。しかし、米マイクロソフトは違った。自分でやったものは、自分に返ってくる。 入社した瞬間、「はい、これがあ
「アジャイル」という言葉が一人歩きしてしまっていて、たまに話をしていても通じないときがあります。 それくらいアジャイルという言葉が広く知られるようになったんだと思う一方で、かえって話が通じなくて、もどかしく感じることもあります。だからといって、そこで「正しいアジャイルとは」みたいな議論をしたい訳でもないのです。 広まれば広まるほど、そういった言葉の認識の齟齬が出るのは仕方ないですね。その正しい定義みたいなところを追求するのもナンセンスなので、そんなつもりはないですが、ただ自分がどう考えているかについては書いておいても良いかな、と考えました。ここは私のブログですしね。 そこで、この記事では、私の考えるアジャイル開発の本質について、そしてウォーターフォールとの違いについて書きました。 アジャイル開発では機能を全部つくらない これまで私の中で、アジャイルと言えば当たり前の前提がありました。それは
日々めまぐるしく変化するモバイルマーケットにおいて、マートフォンアプリやモバイルWebのUIやUXを最適にデザインする事はそのプロダクトがヒットするかの大きな要素となっている。特に最近は見た目が良いだけではなく操作性が非常に高いモバイルサービスが次々とリリースされユーザーが求めるクオリティレベルも上がっている。 小さな画面サイズ、様々な利用シーン、複雑な仕様の機能を実装したモバイルサービスにおいては、高いユーザビリティを実現する事が何よりも重要である。よりユーザーに愛される為もポイントをまとめてみた。 1. レイヤースタイルのUIで奥行きを出す モバイルのインターフェイスに関しては、最近のトレンドを見てみると、フラットなUIがトレンドのように思えるが、実はモバイルの限られたスペースでユーザーに効果的なエクスペリエンスを提供するには、縦と横のスペースに加え、”深さ”を利用したレイヤースタイル
上司を喜ばせたいのなら、お世辞を言っている場合ではありません。自分だけでなく、上司の成功も目指して働いていれば、あなたは個人として、職業人として、チームの一員として成長することができるでしょう。新人のころはなおさらです。 クライアントであるアンジェラから、キャリア関連の相談を受けたことがあります。課題整理を手伝ったところ、リストのトップに来たのは、上司との人間関係でした。言うなれば、彼女は修羅場の状態にあったのです。彼女と上司の人間関係はめちゃくちゃで、とてもうまくやって行けないばかりか、上司は彼女を雇ったことを後悔すらしているとアンジェラは認めていました。 上司に悪いところがあるのはわかりましたが、アンジェラ自身も、上司と部下の間の基本ルールを忘れてしまっているように感じました。そのルールとは、部下は、上司の成功のためにいるということ。アンジェラは議論好きで、すぐに議論を吹っかけてくるタ
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