17日の衆院本会議で代表質問に立った志位和夫・共産党委員長に対し「さすがテロ政党」とのヤジが飛ばされた問題で、自民党の山田賢司氏が19日、自らの発言と認めて共産側に謝罪した。 共産党によると、山田氏と自民党の小此木八郎国会対策委員長代理が国会内の共産党控室を訪ね、穀田恵二国会対策委員長らと面談。発言を撤回、謝罪すると伝えた。穀田氏は謝罪を受け入れたが、林幹雄衆院議院運営委員長に自民党への注意を求める考えだ。 山田氏は銀行員などを経て2012年の衆院選で兵庫7区で初当選し、当選2回。党女性局次長などを務めている。 ヤジは、志位氏が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などについて質問した際に飛ばされた。