周辺の住民への影響が心配される風力発電施設から出る騒音について、環境省は対策をまとめたガイドラインを作ることになり、27日から議論を始めました。 原発事故を受け、風力発電は再生可能エネルギーのひとつとして普及が期待されていますが、風力発電施設から出る騒音について、施設周辺の住民からは「眠れない」などの苦情が相次いでいます。 このため去年から風力発電施設が、建設前に周辺の環境への影響を評価する「環境アセスメント」の実施の対象となり、騒音対策が求められることになりましたが、具体的な対応策は示されていませんでした。 これを受けて環境省は、騒音に対するガイドラインを作ることを決め、27日夜、専門家が参加した検討会を初めて開きました。 検討会で出席者からは、風車の羽根が風を切る音が周辺住民のいらだたしさを高めているほか、周りが静かな夜などに風車の音は気になりやすく、不眠などの原因となっていることが考
北欧ではごみ発電が普及しているが、燃やすゴミが不足してきており、ゴミを輸入していると言う話しが紹介されていた。北欧からは年間1億5000万トンしかゴミが出ないのに、7億トンを超える処理能力があり、さらに施設増強を行っているそうだ(NYTimes.com)。 北欧は北海油田や水力発電などエネルギー資源は豊富だが、二酸化炭素排出抑制を考えるとごみ発電に傾斜する理由はあるようだ。英国の輸出元からすると、埋め立てコストの削減になると言うメリットもある。ただし、輸入元のゴミ分別能力が問題になるらしく、ナポリのような南欧のゴミは好まれないらしい。北欧のオスロでは、家庭で色分けされた専用ゴミ袋にゴミを分別して回収に出し、それを焼却炉で機械的に判別している。 日本でもごみ発電は行われており、14円/kWhと言う再生可能エネルギーの類では比較的効率の良い手法である事から、総発電能力は年々増加している。ただし
ソフトバンクは21日までに、北海道安平町の2カ所と八雲町の計3カ所で計画していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)について建設計画の見直しを決めた。中止も含め検討する。北海道電力が売電申請を認めなかったため。関係者によると、3カ所で18万キロワット以上の発電を予定していた。 北海道電は4月、固定価格買い取り制度導入に伴う大規模な太陽光発電の受け入れは出力2千キロワット以上で40万キロワット程度が限度と発表。天候で出力が変わる太陽光発電の割合が増えると電力供給が不安定になるためと説明していた。北海道電によると、2千キロワット以上の売電申請は4月末時点で87件、156万8千キロワットに上り、7割以上が実現困難な見通しとなっている。 ソフトバンクの孫正義社長は16日、東京都内で開かれた会合にビデオメッセージを寄せ、「北海道電力だけでなく他の電力会社も同様に上限を設け拒否する構え。日本の再生可能エ
再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)が始まって以来の、制度対象に認定された設備容量が発表されていました。本来は発電容量だけでなく、実際の発電量を比較してみる必要がありますが、まあ増え方の傾向を見るにはいいでしょう。 ⇒再生可能エネルギー発電設備の導入状況を公表します(METI/経済産業省) FIT導入までの日本では割当制度(RPS)のもとで、中小水力発電や住宅用の太陽光発電、風力やバイオマスなどが中心に、わりとバランスが取れていました。 それが2012年7月から固定買取制度が始まってみると、住宅用以外の太陽光発電(メガソーラー等)だけが異常な増え方をしているのがわかります。 2013年2月末時点で、メガソーラー等は1100万キロワット(11ギガワット)ほどになっています。このうち1MW以上の容量を持つメガソーラーは640万キロワットと、太陽光発電の半数超を占めます。最近のメガソーラー
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