物理学会でのシンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」の最初の演者、田崎晴明氏の講演pdfを読む。たぶんkeynoteで作られたプレゼンファイルをpdf化したもの。 リンク: Symposium at JPS meeting Sprin 06田崎晴明pdf. その中で、衝撃的だったのは、「キーワードから探るこれからの理科教育」(日本理科教育学会)からの引用。極端な相対主義が理科教育の現場に入り込みつつあるひとつの例としてあげられているのだが、それにしても目を疑った。 引用です。 「物質が客観的事実として原子や分子という実在から成り立っている」ということを直接的に述べているのではなくて、「原子や分子という理論的構成物の存在を仮定して物質という世界の成り立ちを考えてみる」という一つの世界理解の仕方であるということを示している。……ここで重要な観点は理科でも取り扱われるさまざまな科学
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
「愛国心」の表現で合意 教育基本法改正の与党検討会 自民、公明両党の教育基本法改正に関する与党検討会は12日、最大のハードルとなっていた「愛国心」の表現について「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」とすることで合意した。これを受け、政府・与党は今国会への提案に向けた調整を急ぐ。ただ、自民党内から異論が出る可能性もあるほか、国会の会期延長など政局判断もからむため、提出までは曲折がありそうだ。 『asahi.com』 教育基本法の改悪が進められていますが、「愛国心」を入れることで与党内は合意したようですね。 教育基本法について少し調べてみると、各国の教育基本法が載っているページがあった。 (1) アメリカ 連邦国家であるアメリカ合衆国では、教育に関する事項は基本的に州の専管事項とされており、連邦レベルで我が国の「教育基本法」に相当するものはない。 但し、具体的な全国
[Cass SunsteinによるゲストBlog] ここシカゴ大学で、わたしたちはChicago Judges Projectなるものを進めている。連邦控訴裁の判事たちが評決の際に投じてきた何千もの票を集計し分析するプロジェクトだ。現在までの大きな発見はこれだ:論争を呼ぶ分野の多く、たとえばアファーマティブ・アクション[積極的差別是正措置]、選挙資金、性差別、障害者差別、環境規制などについて、共和党(の大統領)に任命された判事は、三人の判事からなるパネル(判事団)全員が共和党指名だった場合に特に保守的な投票パターンを示す。民主党に指名された判事についても同様だ。二人の同僚が共に民主党指名だった場合、三名のうち少なくとも一人は共和党指名の判事だった場合よりもはるかにリベラルな判断を下す。言い換えれば、共和党指名の判事は同じく共和党指名の判事たちだけと審理する場合さらに保守的になり、民主党指名
[Cass SunsteinによるゲストBlog] Richard Posner判事は、(Gary Beckerとともに運営する)Blogの最初のエントリをこのように始めている:「ブログは……知識とは人々の間に広く散在しており、それを集積する仕組みを作りだすことが社会の課題であるというFriedrich Hayekの主張に対する鮮烈な実例といえる。ハイエクの著作、あるいは経済学者一般が注目する強力な仕組みは価格システム(市場)だが、もっとも新しい仕組みが「ブログ圏 (blogosphere)」だ。すでに400万のブログが存在している。インターネットは、ブロガーによって生みだされたアイデア、意見、事実や画像、報告や研究の即時的な集積(ゆえに訂正、洗練、増幅)を可能にする」 ブログ圏を価格システムに近いハイエク的仕組みとするPosnerの見方は間違いだとわたしは思う。ブログ圏は価格を決定しない
[Cass SunsteinによるゲストBlog] 多数の素晴らしいコメントとメールにとりいそぎお礼を。なんとか吸収しようと頑張っているところだ。さて、これまで意見や評価を集約するいくつかの方法について議論を続けてきた:ハイエク的市場、集団討議、そしてwikiだ(オープンソースソフトウェアにもわずかながら言及した)。強調した点のひとつは集団による話し合いがもつ問題についてだった。似たような考えを持つ人間同士の討議は、一般に前より先鋭的な意見を生みがちだからだ。 James Surowieckiは愉快で啓発的な本 The Wisdom of Crowdsのなかで、もうひとつの意見集約の方法を大きく扱っている。大勢の人々に質問した平均を答えとするやり方だ。多くの状況で、この方法は魔法のようにうまくゆく。瓶に大量のゼリービーンズを詰め、何粒あるかと200人に聞いてみれば、答えの平均はおそらく気味
[Cass SunsteinによるゲストBlog] 集団分極化と集団の激昂についての実験から覚え書き:数年前わたしはDaniel Kahneman, David Schkadeとともに、陪審団(およびその他の集団)はなぜ憤激し過大または過小な懲罰的損害賠償を課すことがあるのか解明しようとする実験に関わった。 陪審となる資格がある約1000人に対するテストで発見されたのは、固定スケール(1から6あるいは1から8のあいだで、1がまったく平静あるいは懲罰なし、6 or 8が極度の憤激あるいは厳しい懲罰を意味する)では、米国人はふさわしい憤りあるいは罰のレベルについて意見が一致することだ。少なくとも人身傷害のケースに関しては、“5”に相当すると思われる事件はほとんどの人が“5”と判断する。白人はアフリカ系と一致し、老人と若者、貧者と富者、高学歴と低学歴のあいだでも意見は一致する。 金額での計量では
[Cass SunsteinによるゲストBlog] まだ扱っていないもうひとつの情報集約の形に伝統主義がある。伝統を好む保守派はよくエドマンド・バーク Edmund Burkeの著作を根拠にするが、バークはわれわれ一人一人の持つ知恵は少量であって、伝統とは大勢の知恵が具現化されたものであると強調した。この観点では、バークとコンドルセのあいだにつながりを見ることができる(バークとハイエクのあいだのそれよりは間接的なものだが)。バークのフランス革命の省察にはこのような一節がある: 統治に関する学問は、それ故に本来極めて実際的であり、そしてこの種の実際的目標を目指す以上、これは経験を必要とする事柄、否、どれほど明敏で注意深い人間でも一代では到底体得できないほどの経験を必要とする事柄である。どのような人間も従来まで何世代にわたって社会公共の使途に見るべき程度に応えてきた建築物を取り壊して、眼前の
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く