NTTドコモは、滋賀県内にあるドコモショップの元スタッフが顧客情報を不正に検索し、社外に漏洩させていたことを明らかにした。元スタッフは告訴されていたが、不起訴処分となっている。 ■ 事件のあらまし ドコモによれば、今回の事件は東京都在住のユーザーからドコモ相談室に指摘があったことで発覚したという。相談したユーザーによれば、昨年8月28日に、氏名と電話番号しか知らないはずの相手が突然自宅にやってきたという。どうやって自宅がわかったか尋ねてみると、「業者に調べてもらった」との答えを得て、ドコモ内部からの漏洩を疑い、同社に対して連絡した。 その後、ドコモ社内で顧客情報へのアクセスログなどを調べた結果、2006年8月26日付けで、滋賀県にあるドコモショップ草津駅前店に勤務していた元スタッフが該当ユーザーの電話番号を検索していたことが判明。ドコモ関西でヒアリングしたところ、顧客情報を第三者に漏洩して