東京電力は、原発などの停止による電力の供給不足に対応するため、14日から供給を地域ごとに制限する初めての措置を取る方針を明らかにしました。 東電は1都8県に電力を供給していますが、需給がひっ迫した際には、この地域の供給を順番に3時間ずつ停止する「輪番停電」という措置を取ることになっています。13日については、供給量が需要をわずかに上回るため、この措置は取りませんが、14日以降は工場などが稼働するため供給が不足する見通しです。このため、東電は初めて輪番停電を実施する方針です。この措置が取られるのは初めてのことで、東電は引き続き各家庭などに節電を呼びかけています。