気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ポストBRICsの有力グループ「VSITA」(ベトナム、南アフリカ、インドネシア、トルコ、アルゼンチン)の一角を占めるインドネシアの経済が好調に推移しています。2006年7~9月期の実質GDP成長率は、前年比5.5%増を記録しました。 潜在的な成長率が高い国 一般にはあまり知られていませんが、インドネシアについては、すでに1995年の段階で、経済協力開発機構(OECD)がBRICsと同列で将来の経済大国になることを予測していました。97年7月の通貨危機の発生によって、インドネシア経済はBRICsの後塵を拝することになってしまいましたが、潜在的な成長力は非常に大きい国といえます。 まず、インドネシアの人口規模についてみると、2005年は2億22