先日友人と「mixiはいつまでβ版なのか」という話をしていた。 一版にβ版という用語は、パッケージソフトの開発で用いられることが多い。すなわち、パッケージとして完成させる前の最終テストとしてエンドユーザに試用してもらう、というものだ。だからその試用が終わり、製品がパッケージ化されれば、β版ではなくなる。 しかしmixiはすでに日本最大のSNSであり、機能も日々多様化している。単純に考えれば、すでにβ版という段階ではない。では彼らはなぜβ版と自称し続けているのか。そう考えてみると、案外webサービス技術やいわゆるCGMの概念を用いたサービスの根幹にかかわる問題なのかもしれない、とふと思った。 β版という自称を前向きに解釈すれば、おそらく「mixiは日々機能を追加していて留まることを知らない」という態度表明なのだと思う。一昔前、webサイトに「このページは永久に工事中です」という文言を記すのが