東京都議会の一般質問で、「早く結婚しろ」などのセクハラやじを受けた、みんなの党の塩村文夏都議(35)が20日午後、国会内で会見し、この日午前中に、議長宛に提出した処分要求書が受理されなかったことを明かした。 処分を求める議員の名前が記されていなかったことが理由で、「要求書としての要件が不十分で、その他の手続きを進めることができない」との書面が、昼ごろ、届いたという。塩村都議は、「(やじを飛ばした議員は)2、3人に絞られてはいるが、現状では名前をのせることはできない。議会に助けを求めたのに、残念な気持ちでいっぱいです」と話した。当該の議員は、自民党会派であることも明かした。 会見に同席した同党の浅尾慶一郎代表は、今後党として声紋分析を行い、やじを飛ばした議員を特定した上で、謝罪と自発的な議員辞職を求める考えを明らかにした。 [2014年6月20日16時23分] 政治塩村都議「不十分」処分要求