広島県警佐伯署は22日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、広島市佐伯区、無職野田龍意容疑者(44)を逮捕した。 佐伯署によると、野田容疑者が正午前、1人で署に姿を見せ「合法ドラッグと思って使ったが、効き目がすごいので覚せい剤かもしれない。調べてほしい」と話した。 野田容疑者は任意で採尿に応じた後に「後で結果を教えてほしい」と言い残して帰宅。尿を鑑定したところ陽性反応が出たため、逮捕状を取って午後8時すぎに自宅で逮捕した。 逮捕容疑は、2月中旬から22日ごろ、広島市もしくは同市周辺で覚せい剤を使用した疑い。右腕には注射の痕があり、入手経路を調べている。 野田容疑者は「合法ドラッグだと思い注射した」と供述し、容疑を否認しているという。(共同) [2014年2月23日0時9分]