『ドラゴンクエスト』 (FC 1986年) 「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親として知られる堀井雄二は「劇画村塾」三期生という経歴を持つ。 「劇画村塾」とは、漫画原作者の小池一夫による、マンガ家およびその原作者の養成塾である。 堀井雄二の同期には、原哲夫や山本直樹がいる。 ☞劇画村塾 - Wikipedia 堀井雄二の夢は、マンガ家になることだった。 彼は、絵を描くのが好きだったし、物語を作るのが得意だった。 大学に入ってからは至極当然のように「マンガ研究会」に入った。 そんな彼は、ゲームを作るときに「劇画村塾」で学んだことが大いに役立ったと語る。 限られた文字数で、キャラを立たせるためには、どんなセリフ回しが効果的か。 そのようなマンガ的手法を、彼はゲームのシナリオに持ち込んだのだ。 日本初のゲームシナリオライターといわれる堀井雄二は、「ドラクエ」シリーズにて、新たな「コンピューター