【モスクワ時事】ウクライナ東部ルガンスク州の州都ルガンスクで13日、飲食店でボウリングに興じていた客がボールの代わりに投げた手投げ弾が爆発し、男女2人が負傷した。同地を支配する親ロシア派のメディアが伝えた。 また、同州クルグリクでは男女間のけんかの最中に手投げ弾が投げられ、1人が死亡、2人が負傷した。やはり州都ルガンスクでは、くず鉄回収場で爆発物がさく裂し、1人が負傷した。 ウクライナ東部は、2月15日に政府軍と親ロ派の停戦合意が発効して約1カ月が経過する。双方に義務付けられた重火器撤去とその確認が課題となっているが、東部一帯に拡散した武器の安全な回収も今後の問題となりそうだ。