集められた社員たちに、何の前触れもなく告げられたのは、社長一族の突然の退任劇。33歳の新社長は「出版に興味ないんですよ」と断言……。老舗出版社に、いったい何が起こったのか。その内情を、2月16日発売の週刊現代が詳しく報じている。 突如「廃業支援」の専門家(33歳)が新社長に 細木数子の『六星占術』シリーズや雑誌『一個人』『歴史人』で知られる出版社・KKベストセラーズが危機に瀕している。 事の発端は2018年2月1日。 社内で全体朝礼が開かれ、栗原武夫社長が前日限りで社長を退任したことを事後報告。廃業支援などを行うコンサルティング会社代表で、33歳の公認会計士・塚原浩和氏の新社長就任が発表された。 社員からは「会社を何だと思っているんだ!」などと怒号が飛んだが、栗原社長は「力不足で申し訳なかった」と語り、姿を消したという。 同社の売り上げは、2011年度は約120億円だったが、2016年度は