政治外交文化など国の住み心地を左右する環境指標は数多くあれど、それらすべてに影響を及ぼし、総合的にもっとも重要な要素が経済。経済が良ければたいていの物事は上手くいくし、経済が傾けばさまざまな方面で支障が生じるようになる。それでは人々は将来の経済状況にどのような思惑を抱いているのか。アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2017年6月5日に発表した公開調査報告書【Global Publics More Upbeat About the Economy】を基に、諸外国の実情を年齢階層別に見ていくことにする。 今調査の調査要綱は先行記事【「今の自国は景気良い?」諸外国の人に聞いた結果と日米欧の違い】を参照のこと。 次のグラフは回答者に「自分の国の子供が成長して大人になる頃、自国の経済は今と比べてどのように変化しているか」と質問し、「良くなっている」「悪くなっている」
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