ここでの嫉妬は能力や持ち物に関すること。誰かの何かをいいなーと思うことはたまにある。もしくは、特に対象はなくてもなんとなくこうだったらいいのに、と思うことも。 でも、この春は違った。長い付き合いの友達を激しくうらやましいと思った。ずるいとも思った。苦しかった。 子どもの頃は、記憶力がよく勉強が出来たので、嫉妬されることの方が多かったと思う。あまり誰かと自分を比べるという発想がなかったので、自分が嫉妬した記憶がない。覚えているのは学生の頃に1度、とこの春。どうやら、よく似た状況にいたので無意識に同一視していて、でも実はそうではないことに急に気がついたのではないかと思っている。今春頃の強い気持ちは消えていった。自分は何かを受け入れたのだと思う。 「自閉っ子。こういう風にできてます!」のp.159に藤家さんの描いた嫉妬の図がある。 ふーん→ちぇっ(3歳)→小さな欲でやきもち(5歳)→嫉妬→ねたみ