マネーmoney for startup, start capital for business concept 黒坂岳央(くろさか たけを)です。 センセーショナルで、どことなく情報商材屋の煽り文句のようなタイトルに驚き、思わずクリックした読者もいるかもしれない。閲覧を誘引する感覚に陥った読者には恐縮だが、これは真実である。筆者の個人的な意見ではなく、ハーバード大学の行動経済学の研究者が示した結果なのだ。 本稿の概要を端的にいえば、「お金がない人は必ずしも愚か者とは限らないが、お金がなくなってしまうと多くの人は愚かな思考や行動に走る」である。つまり「貧しいが心や行いが清いこと」という意味を示すとされる「清貧」は学術的に誤りということだ(もちろん、どんなものでも例外はある。100%そうとは言わない)。 本稿は愚か者をバカにするためではなく、愚か者に陥らないための「人生生存戦略」を示す意図で
韓国にとって6月は栄光の月であり、悲しみの月でもある。1987年6月、韓国で「6月民主抗争」といわれる民主化闘争が最も激しかった時期であり、この闘争は同月29日の「民主化宣言」という果実として実った。しかし、この中で多くの血が流れ、そして犠牲者も出た。 中でも、6月民主抗争の犠牲者であり、闘争のシンボルとなった学生がいる。李韓烈(イ・ハンヨル)。当時、韓国・延世大学経営学科の学生として、民主化運動を熱心に行っていた学生だ。6月民主抗争中の同月9日、延世大学正門前で警官たちと対峙していたとき、警官隊が発射した催涙弾が後頭部を直撃、意識を失ったまま昏睡状態に陥った。そのまま意識は回復せず、民主化宣言後の7月5日、息を引き取った。催涙弾を受け崩れ落ちようとする李氏を必死に抱きかかえる友人との写真は、6月民主抗争を代表する歴史的な1枚だ。 韓国民主化運動のシンボルとその死 一方の台湾でも、1987
税理士事務所勤務から英国留学を経て、PwC、IBM、デロイト、BCGでコンサルティングに従事。デロイトでは執行役員パートナー、BCGではパートナー&アソシエイトディレクターを務めた。2023年3月、独立社外取締役就任を機に、re-Designare合同会社を設立。株式会社メドレー社外取締役、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師、一般社団法人日本CFO協会/一般社団法人日本CHRO協会シニア・エグゼクティブ、他、事業会社、メディア企業、ITベンダー、スタートアップなどでもアドバイザーや顧問を務める。ライフワークとして、日本企業が世界で勝ち抜くためのグローバル競争力・経営力の強化に向けた提言活動も推進。経済産業省「グローバル競争力強化に向けたCX研究会」座長(令和5年度)。著書に、『ファイナンス組織の新戦略』(編著、日本経済新聞出版社、2009年) 、『ワールドクラスの経営』(共著
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