つらいと感じるストレッサーや心身の反応を、紙に書き出したりスマホなどに記録することを「外在化」といいます。心の問題を“客観視”することで解決しようとする方法のひとつで、自分を助けるヒントが見つかるなど、メンタルヘルスに役立つことがわかっています。 教えていただいたのは 伊藤絵美さん Emi Ito 1967年生まれ。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。カウンセリングの専門機関「洗足ストレスコーピング・サポートオフィス」所長。クライアントへのカウンセリングのほか、企業研修やセミナー、ワークショップを積極的に開催。『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』(晶文社)など著書も多数。 ストレッサーを書き出す いわゆるストレスの原因「ストレッサー」(「ストレス」ってそもそも何? 最近よく聞くストレッサーとは? (参照)に気づくことは、苦しい自分を助けるセルフケアの第一歩。大