出所:ブルームバーグ Note: Years are FY ending in March of next year; 2020 figure is latest filing. M&A市場に詳しい関係者らは下期の増加基調が2021年も続くと予想する。昨年中に合意に至った案件の発表も期待できるほか、旺盛な需要や膨大な現金や外部からの影響もあり、最も活発な1年になる可能性があるという。 デービス・ポーク・アンド・ウォードウェル外国法事務弁護士事務所でパートナーを務めるケン・ルブラン氏は「日本企業は非中核資産を売却して事業統合を進めた結果、より多くの現金と実力を備えて2021年を迎えている」と話す。 ブルームバーグのデータによると日本企業は2010年以降、M&Aに6461億ドル(約67兆円)を投じており、過去3年にわたりアウトバウンドのM&A案件でアジアを席巻してきた。海外M&Aをけん引してき