戦前・戦中の写真と晩年の李香蘭の語りで構成 旧満州などの写真127枚について、李香蘭こと山口淑子さんが思い出を語る 山口淑子さん本人の肉声も一部収録。晩年の回想がよみがえる 取材した記者が見た晩年の山口さんと李香蘭の生き方 李香蘭とは何だったのか。その活躍と戦後たどった道を振り返る
戦前・戦中の写真と晩年の李香蘭の語りで構成 旧満州などの写真127枚について、李香蘭こと山口淑子さんが思い出を語る 山口淑子さん本人の肉声も一部収録。晩年の回想がよみがえる 取材した記者が見た晩年の山口さんと李香蘭の生き方 李香蘭とは何だったのか。その活躍と戦後たどった道を振り返る
旧満州国(1932~45、現在の中国東北部)で日本の南満州鉄道(満鉄)が運行した「あじあ号」の蒸気機関車が、遼寧省瀋陽市の瀋陽鉄路陳列館で今月初めから一般公開された。「超特急」と呼ばれた満鉄の看板列車は鉄道模型などとして日本でも人気が高く、鉄道ファンを呼び込む観光資源となりそうだ。 展示されているのは、あじあ号の客車を牽引(けんいん)した蒸気機関車「パシナ」751号機と757号機。751号機は明るい青、757号機は緑に塗装されている。 いずれも1934年に製造された全長約26メートルの車体で、直径2メートルの巨大な車輪を備えている。同館によると、パシナは当時、12両製造され、現存するのはこの2両だけという。 あじあ号は最高時速130キロ、平均時速は70~80キロ程度で、当時の日本の技術で最高水準の高速列車だった。速度を出すための流線形の機関車は新幹線の原型とも言われる。 34年に運行が始ま
正式発表から既にフライイング気味で話題の『ニセチャイナ』ですが、ようやく完成しました! カバーは以下の様な感じに仕上がっています! 多少、扇情的ですが企画の本質を表しています。旭日旗の中に中華民国の青天白日旗が入っている訳ですが、中華民国臨時政府、中華民国維新政府、中華民国南京政府、共に日本占領域で出来上がっていきました。 『ニセチャイナ』という書名に対して「中国を刺激しないのか?」という意見が寄せられていますが、むしろ中国の現政権、中華人民共和国としては日本が造った傀儡政府は「偽政府」なので、ネーミングとしては合致しています。 かと言って、著者も編集者も特に中華人民共和国支持者という訳ではありません。この本の内容や記述は、イデオロギー的には中立です。考えてみるとこれからこの書名を毎回説明していかないといけないのかと思うと、少々面倒ですが、単なるダジャレとして受け取って貰えれば幸いです。
著者の広中一成氏は対日協力政権の専門家。私の留学時代の飲み友達であり(飲んでいるのはもっぱら私だったが)、本サイトにも『ニセチャイナ』についての紹介文を寄稿してくれている。 (関連記事:忘れさられた「ニセ政権」とは=日本の傀儡政権を総ざらい、広中一成『ニセチャイナ』) ■迷走を生み出す“ずれ”を丹念に拾う誠実さ 本書は500ページの読み応えのある一冊。各対日協力政権の誕生から滅亡までの流れを追う本文に加え、地図、図表、写真、コラムもたっぷり。それぞれの政権の歴史を追う読み方もできるし、あるいは6つの対日協力政権を通してみることで、別の角度から見た日中戦争通史として読むこともできる。細かく小見出しがついているので、興味あるトピックを拾い読みする読み方も可能だ。 さまざまな読み方を可能にしてくれるのだが、その一因ともなっているのが本書のちょっと不思議な構成だ。いわゆる「はじめに」「おわりに」が
清国の特派大使 「東京朝日新聞」1912/08/13 清国新政府は未だ承認せられず、故に今回の御大葬式に参列すべき特派大使も一個の袁世凱氏の施設として参列する由。其人名左の如し。 大使 袁克定 副使 胡惟徳 支那特派大使謝絶 支那政府より御大葬参列特派大使を派遣すべき旨、内交渉ありたるも、我外務省にては未だ支那政府を承認し居らず。之を諸外国大使と加ふる能はず。一外国紳士として待遇するの外なきを以て、特派の厚意は謝するも、其待遇に就ては、予め承知せられたしと通告し置きたれば、多分支那特派大使派遣は之れなかるべしと外務当局者は語れり。 【メモ】 袁世凱政権からの弔問使派遣に関する記事二題。 袁克定は袁世凱の長男であり、吉野作造が家庭教師となっている。 胡惟徳は同政権の外相に当たる人物である。 南満の豊作 「東京朝日新聞」1912/08/13 本年南満一帯の農作は近年稀なる好景況にして、到る処、
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