日本人の「デモ嫌い」が生むプロパガンダへの脆弱性を解明 ― 超イデオロギー的に受容される親中ナラティブ― 発表のポイント 日本では、「2019年の香港デモはCentral Intelligence Agency(CIA)やNational Endowment for Democracy(NED)に扇動された暴動であった」とする親中ナラティブ(中国政府の立場に好意的なストーリー)は、イデオロギー的左派・右派の分断を招くのではなく、両派によって拡散されていることがわかりました。 中国に批判的な右派が親中ナラティブを受容したのは、多くの場合、彼らが嫌悪する左派のデモ(例:SEALDs)と香港デモを関連付けて理解しているためです。 「デモ嫌い」の人は総じて親中ナラティブを受け入れる傾向にあるだけでなく、「香港デモは自由と民主を求める社会運動であった」とする主流派ナラティブに説得されない傾向を示しま

