福島 幸宏(ふくしま ゆきひろ)さん 慶應義塾大学文学部准教授。大阪市立大学(現:大阪公立大学)大学院後期博士課程にて、文学研究科 日本史学専攻単位取得満期退学。その後、京都府職員として京都府立総合資料館(現:京都府立京都学・歴彩館)および京都府立図書館に勤務した後、大学教員に転身。東京大学大学院情報学環で特任准教授を務め、現在は慶應義塾大学文学部の図書館・情報学准教授。京都府職員時代に培った史資料の保存と公開に関する経験をもとに、デジタルアーカイブ分野の確立に向けた“ムーブメント”に取り組む。 その上で、(アーカイブの)難しさの一つとして挙げられるのが、自治体や施設でアーカイブに携わる職員の業務フローを柔軟に変えづらい点です。自治体や施設では、デジタルアーカイブの仕事は既存の業務に上乗せされる形で入ってくることが多い。例えば“100”の業務に“30”が上乗せされるわけですから、現場の負担

