[17日 ロイター] - バンス米副大統領がイランと合意できないままパキスタンを後にした先週末、中国外務省はロシアのラブロフ外相やスペイン、ベトナム、アラブ首長国連邦(UAE)の各首脳を招く準備を進めていた。 米軍がホルムズ海峡でイランの港への船舶の出入りを封鎖する措置を講じ、イラン側が海峡の安全な通航を保証する対価として暗号資産(仮想通貨)の支払いを要求し続ける中、中国は自らを幅広い国際社会の有力な仲介者として位置づけるための外交努力を強化しつつある。 習近平国家主席がスペインのサンチェス首相との14日の会談で世界が「弱肉強食が支配する状態に戻る」ことへの反対を表明したように、中国こそが国際社会の健全さと安定を提唱する存在だとアピールすることもその外交努力に含まれる。 中国の周辺地域において強硬な軍事的・外交的メッセージを発することもその取り組みの一部だ。日本との間で高まった緊張をさ

