鹿児島県阿久根市の市民団体「阿久根市長リコール委員会」は6日、竹原信一市長のリコール(解職請求)を目指して集めた署名を15日に市選管に提出する意向を明らかにした。仙波副市長「欠席を進言」 リコール委は8月25日正午の段階でリコール請求に必要な有権者の3分の1の約6700人を上回る8420人分の署名を集めており、住民投票が実施されることがほぼ確実な情勢だ。 また、阿久根市議会は6日、先月の臨時議会閉会後初の委員会となる産業厚生委員会を開いたが、竹原市長や、同市長の欠席命令を受けた担当課長らは出席要請に応じず欠席した。 同委員会は、老朽化した保育園の移転改築について市長が補助金申請書類の決裁を拒んでいる問題などを審査。副市長に選任された仙波敏郎氏は「保育園側に説明を求めたが面会を拒否された上、担当の私に出席要請がなく、市長に(委員会に)出席しないよう進言した」と話した。