朝5時、赤坂の衆議院宿舎ロビーで金子国土交通副大臣を待つ。 金子副大臣と電磁波探査車に乗り込み、銀座へ向かう。 朝5時に国土交通副大臣にお出ましいただくまでにはいろいろと経緯があった... まず、(天下り団体)道路保全技術センターが行った「平成20年度路面下空洞探査分析」の報告書を入手して読む。 報告書によれば、スコープ調査の時期が、12月から2月と、3月の二回に分かれている。 スコープ調査をして空洞が判明すれば、補修を直ちに行わなければならず、スコープ調査の期間が東京国道、大宮国道、相武国道いずれも六週間程度、間が空いているのはおかしいとの指摘が国道事務所の関係者からよせられる。 しかも年度末の工事抑制期間にスコープ調査をやっているのは奇怪だ。 さらに不思議なのは、12月から2月までの調査より3月の調査の方が空洞が多く見つかっている。 2月末に国道事務所から今回発見された空洞の数