豪雨の被害に見舞われた広島県・岡山県などで、奇妙な情報が出回っている。「レスキュー服」姿の窃盗団が、浸水した住宅などを狙って「泥棒」を働いているというのだ。 だが、この情報は出所が確かではない。広島県警は公式ツイッターで「デマ情報に気を付けて」と発信、注意を促した。 尾ひれつけながら拡散 一連の噂は少なくとも8日午後ごろからツイッターなどで広がり始めた。その内容は、被災地に「レスキュー服」の泥棒が大量に出没中だというもので、乗っているという車の車種のほか、「大阪ナンバー」「倉敷ナンバー」「岡山ナンバー」の具体的な車両番号まで記載されている。 出元としては「消防団から来た情報」などとうたわれ、出没する地域は「真備」、「広島」など、ツイートによって異同がある。情報は地元住民を中心に猛烈な勢いで拡散し、ツイート数の多い言葉を集計するYahoo!リアルタイム検索でも、一時「大阪ナンバー」などの言葉