いわゆる「ニセ科学批判」に於いて、目指す方向、やろうとしていることは概ね賛同できる。 なのだけど、「批判」という用語を使うことに伴う語弊が大きすぎる気がしてならない。 下手に喩え話を出すと色々突っ込まれる事とは思うがあえて書くと、 たとえばタバコや飲酒をやっている高校生が居たとして、それを高校の教師が「生徒批判」したとしたら、言っていることがいくら正しくても、「生徒批判批判」が起こるのではないかという事。何を他人ごとみたいな言い方してるんだと。教師としての立場をわきまえろと。普通、こういう場合は「生徒批判」ではなく、「生徒指導」という言い方が用いられる。社会的な立場として、教師には「批判」ではなく「指導」という行為が期待されているという事だ。 では、大学の教授が、社会に対して公に「ニセ科学批判」することに関してはどうなのか。本人は、ただ人として正しいことを言っているだけなのかもしれない。し
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