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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (6)

  • 米国のトランス脂肪酸“禁止” 日本が振り回される必要はない

    「米、トランス脂肪酸禁止」「トランス脂肪酸を含む品添加物の3年以内の全廃を通達」……。こんなふうに大手メディアに報道された後、さっそくネットメディアでは「マーガリン、マヨネーズは使わない!」「ワースト5の品は……」などの情報があふれ始めました。 メディアは「○○は危ない」というコンテンツを流したがります。それは、やっぱりそんな情報が耳目を集めるから。ネットメディアはとりわけそう。アクセス数が稼げますもん。そんなわけで今、心配した人たちからの問い合わせや苦情が、品企業に相次いでいるそうです。 でも、報道には間違いが目立ちます。そもそも、トランス脂肪酸は品添加物ではありません。それに、トランス脂肪酸対策は、単純思考ではダメ。この話、けっこう複雑です。 私は2012年に欄で、「科学無視のトランス脂肪酸批判 思わぬ弊害が表面化」という記事を書きました。アメリカでは“危険”でも、日の状況

    米国のトランス脂肪酸“禁止” 日本が振り回される必要はない
    blackrook368
    blackrook368 2015/06/24
    トランス脂肪酸を摂りすぎてる人は全体的に総脂質の摂取割合が高い。そういう人はトランス脂肪酸「だけ」を減らしても健康への寄与は低い。脂質の摂取量を減らすことが大事。/平均じゃなくて95パーセンタイルな
  • 科学無視のトランス脂肪酸批判 思わぬ弊害が表面化

    2005~06年ごろ、「狂った油」、「べるプラスチック」などと週刊誌などで大げさに書き立てられた物質があったこと、覚えていますか? 脂質に含まれる脂肪酸の一種、「トランス脂肪酸」です。トランス脂肪酸は、多くべると狭心症や心筋梗塞など冠動脈疾患のリスクが高まるとされ、海外では品中に含まれる量の上限値を決めている国があります。一方で、日では「摂取量が海外ほど多くないとみられる」などとして規制が行われず、市民団体や一部の週刊誌などが強く批判していました。 そして、福島みずほ・社民党党首が2009年9月、内閣府特命担当大臣(消費者及び品安全・少子化対策・男女共同参画)に就任してすぐ、「品中の含有量の表示義務化」へ向けた検討を消費者庁に指示したのです。市民団体の一部はやんやの喝采でした。 別の健康リスクも さて、その実態はどうだったのか? 当にリスクは高いのか? 科学的にリスクを検討す

    科学無視のトランス脂肪酸批判 思わぬ弊害が表面化
    blackrook368
    blackrook368 2012/06/01
    たぶん松永和紀さんだろうなと思ったら本当にそうだった。/0.7%って中央値かと思ってたら95パーセンタイルだったのか。じゃあほぼ問題ないじゃん。
  • 食品中の放射性物質の新基準値案 消費者の「安心」の陰にある「落とし穴」

    品中の放射性物質の新基準値案が検討されています。これまでの暫定規制値に比べて数値が大きく下げられ、4月から施行される見込みです。ところが、新案に異論が出てきました。新基準値設定には、文科省設置の放射線審議会の了承も必要なのですが、放射線審議会が大筋では了承しながらも、「子どもに対する過度の安全尤度を設定している」などの意見を添えようとしているのです。つまり、「厳しすぎる」というわけです。これを受け、読売新聞も2月4日付社説で「品の放射能 厚労省は規制値案を再考せよ」と主張しました。 「何を言っているんだ。基準は、厳しくすればするほど安全性が高まるのだから、いいじゃないか。反対する原子力ムラの学者たちや御用ジャーナリストはけしからん」。そう受け止めたあなた、それはおそらく、世論の大多数の意見です。でも、その裏側には「落とし穴」がいっぱいです。 私は、運営しているサイト「Foocom.ne

    食品中の放射性物質の新基準値案 消費者の「安心」の陰にある「落とし穴」
  • 米国牛肉 BSE 輸入規制 日本の条件、もはや科学的根拠なし

    米国牛肉 BSE 輸入規制 日の条件、もはや科学的根拠なし TPP参加で「の安全」は揺らぐのか?(前篇) 数年前、畜産関係の集まりで聞いた農林水産省の課長の話が忘れられません。獣医師ら畜産をリードする関係者が参加した催し。課長は国内の畜産の現状について報告して最後に、こう言ったのです。「消費者は、国産の方が安全で品質もいいと勘違いしている。勘違いが続いている間に、国内生産者はレベルアップを図らなければ」。 その場にいただれも、この言葉を「おかしい」とか「問題だ」と感じなかったと思います。もちろん、国産ならではの良さはあります。黒毛和牛のように他国にはない特徴のある品も存在します。一方で、海外産よりも劣っている産品も、当然あります。国の規制にしても、外国よりも厳しい面もあるし、緩い部分もある。国産品全体を「国産だから安全、高品質」などと十把一絡げで語ることなどできません。 そんなこと

    米国牛肉 BSE 輸入規制 日本の条件、もはや科学的根拠なし
  • セシウム牛 農家の責任と全頭検査の弊害

    牛肉の放射性セシウム汚染が次々に明らかとなっています。「牛肉が汚染されているならば、ほかの肉も」と市民の不安は拡大し、「検査で品の安全を確認して」という声が高まっています。しかし、家畜によって飼料や飼育方法はまったく異なり、ほかの品も生産工程はさまざまで、牛肉汚染を理由にすべての品を疑えるものではありません。そして、検査には限界があり、全頭検査には弊害もあります。また、ガイガーカウンターで品を調べるような消費者の動きは科学的には意味がありません。 今回の問題は、「国はけしからん」「全頭検査で安全を」で済ませられるほど単純な話ではありません。詳しく説明しましょう。 セシウムに汚染された稲わらが牛に 牛肉の放射性セシウム汚染は、東京都の7月11日の発表でまず、明らかとなりました。福島県南相馬市の牛の肉で、放射性セシウムが2300Bq/kg検出されたのです(暫定規制値は500Bq/kg)

    セシウム牛 農家の責任と全頭検査の弊害
    blackrook368
    blackrook368 2011/07/31
    良記事な予感がすると思ったら松永和紀さんの記事か。ぼくも初期には(1)を指して論外と言っていたけど、後から発覚したものは(2)や(3)ばかりだよね。
  • 遺伝子組換え食品と聞けば 思考停止の日本人

    スーパーに並ぶ納豆や豆腐を手にとって見ると「原材料:大豆(遺伝子組換えではない)」という表示。これを見て安心して購入する消費者は多いだろう。「遺伝子組換えなんて怖くてべたくない」「遺伝子組換え作物をべたラットが死んだ」「環境破壊の原因となっている」。色々と言われてきた遺伝子組換え品は、そのイメージからか、日ではいまだに商用栽培はされておらず、消費者からは敬遠されたままだ。昨年にはハワイの遺伝子組換えパパイヤの安全性が日でも問題ないとされ、今年中には流通するかもしれないということを知っている人はどれほどいるだろうか。 しかし、実は消費者が想像する以上に、遺伝子組換え品は私たちの生活に根づいている。国際アグリバイオ事業団(ISAAA)によると、2008年世界の遺伝子組換え大豆の作付面積の割合は70%、米国農務省によればアメリカ国内では92%にのぼる。この大豆をはじめ、世界で栽培され

    遺伝子組換え食品と聞けば 思考停止の日本人
    blackrook368
    blackrook368 2011/01/23
    これは良い記事だなあ。
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