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2015年12月11日のブックマーク (9件)

  • 切除した"巨大なほくろ"自体を用いて皮膚を再建する治療法 - 関西医大など

    関西医科大学、国立循環器病研究センター、京都大学、大阪工業大学、科学技術振興機構、日医療研究開発機構は12月11日、再建する皮膚がなく治療が困難であった先天性巨大色素性母斑に対する世界初の新規皮膚再生治療を開始すると発表した。 同治療法による臨床研究は、関西医科大学 形成外科学講座 森尚樹 講師、国立循環器病研究センター 山岡哲二 部長らの研究グループによるもの。 「色素性母斑」は、小さいものはほくろと呼ばれる茶色~黒色のあざで、真皮の中に母斑細胞といわれる細胞が存在し、母斑細胞がメラニン色素を産生するために生じる。先天性巨大色素母斑は、産まれたときから存在し、成人で直径20cm以上になる色素性母斑のことを指し、放置すると悪性黒色腫が数%程度発生する。 巨大母斑の治療は、2、3回に分けて切除する分割切除術や、組織拡張器を皮下に埋入し、数カ月かけて皮膚を拡張させた皮膚を用いて再建を行う方

    切除した"巨大なほくろ"自体を用いて皮膚を再建する治療法 - 関西医大など
  • 京大、"座布団型"の有機半導体材料で太陽電池を低コスト・高効率化

    京都大学は12月11日、独自に設計した座布団型構造をもつ有機半導体材料を開発し、これをp型バッファ層に用いることでペロブスカイト太陽電池の光電変換効率を向上させることに成功したと発表した。 同成果は、同大学 化学研究所 若宮淳志 准教授、工学研究科博士後期課程 西村秀隆 氏、化学研究所 嶋崎愛 研究員、村田靖次郎 教授、佐伯昭紀 大阪大学准教授らおよび米ボストンカレッジ ローレンス・スコット 名誉教授の研究グループによるもので、12月10日付けの米科学誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン速報版に掲載された。 ペロブスカイト太陽電池は、材料を基板やフィルムに塗る印刷技術により作製でき、従来の太陽電池に比べて製造コストを大幅に下げることが可能な太陽電池として注目を集めている。 これまでは、主に光吸収材料であるペロブスカイト層の作製法の

    京大、"座布団型"の有機半導体材料で太陽電池を低コスト・高効率化
  • 産総研、ギ酸を用いて圧縮機を使わずに高圧水素を連続製造する技術を開発

    産業技術総合研究所(産総研)は12月11日、圧縮機を用いないで、ギ酸から高圧水素を連続的に供給する技術を開発したと発表した。 同成果は、産総研 化学プロセス研究部門 マイクロ化学グループ 川波肇 研究グループ長、井口昌幸 特別研究員、再生可能エネルギー研究センター 姫田雄一郎 水素キャリアチーム付らの研究グループによるもので、12月10日付けの独科学誌「ChemCatChem」に掲載された。 水素ステーションにおいて、水素の圧縮に用いる圧縮機は設備費の約30%を占めるうえ、水素の圧縮にかかるコストは、供給する水素価格の約50%に達するため、省エネルギーで低コストの高圧水素製造技術の実現が望まれている。 同研究グループが今回開発した技術は、イリジウム錯体によってギ酸から水素を効率的に発生させる反応により、化学エネルギーを圧力エネルギーとして取り出して高圧水素を得るもの。ギ酸とイリジウム錯体触

    産総研、ギ酸を用いて圧縮機を使わずに高圧水素を連続製造する技術を開発
  • 「ASTRO-H」搭載のH-IIA 30号機、打ち上げ日が2016年2月12日に決定

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は12月11日、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機を、2016年2月12日に打ち上げると発表した。 打ち上げ場所は種子島宇宙センターで、打ち上げ予定時間帯は17時45分から18時30分に設定されている。また、2月12日に打ち上げができなかった場合に備え、打ち上げ予備期間として2月13日から2月29日までが確保されている。 三菱重工をはじめ、各社が製造したロケット部品は、すでに種子島宇宙センターに搬入されている。これから組み立てや衛星の搭載、試験など、打ち上げまでの準備作業が続く。 ASTRO-HはJAXAを中心に、国内外の研究機関や大学が共同開発した衛星で、X線という人間の目では見えない光を見て、宇宙を観測することを目的としている。たとえば超新星爆発やブラックホール、活動銀河核、銀河間の高温のプラズマといった現象は

    「ASTRO-H」搭載のH-IIA 30号機、打ち上げ日が2016年2月12日に決定
  • 中国の大気汚染拡大、新たに2都市で警報最高レベルに

    厚いスモッグに覆われた中国・北京で、ビルに設置された電光掲示板に表示される広告(2015年12月8日撮影)。(c)AFP 【12月9日 AFP】中国で8日、大気汚染警報のうち最高レベルの「赤色警報」が7日に発令された北京(Beijing)に続き、複数の都市で同警報が発令された。国営メディアが9日、報じた。当局は、一部地域ではスモッグが12日まで続く見込みとしている。 国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は、「赤色警報」を初めて発令した北京に続き、同市周辺に位置する河北(Hebei)省定州(Dingzhou)および辛集(Xinji)市が8日、初めて同警報を発令したほか、北部の27都市が警報レベルを引き上げたと伝えた。大気汚染により、同地域に暮らす3億人以上の人々が影響を受けているという。 北京市環境保護局(Beijing Municipal Bureau of Enviro

    中国の大気汚染拡大、新たに2都市で警報最高レベルに
  • 独核融合装置、プラズマ持続に初成功

    独西部グライフスバルトのマックスプランク・プラズマ物理学研究所にある核融合装置「ベンデルシュタイン7-X」(2015年9月18日撮影)。(c)AFP/DPA/STEFAN SAUER 【12月11日 AFP】ドイツの科学者チームは10日、核融合反応からエネルギーを取り出すための探求での重要な節目に到達したと発表した。核融合は、安全で安価な無限のエネルギー源となる可能性を秘めているとされる。 核融合では、太陽の中で起きているのと類似した反応過程で、エネルギーを生成するために原子同士を融合させる。対照的に、原子が分裂する反応の核分裂は、安全性や長期的な廃棄物などをめぐる懸念が伴う。 10億ユーロ(約1330億円)の費用と9年間に及ぶ建設作業を費やした「ステラレーター(stellarator、ヘリカル型装置)」と呼ばれるドイツプロジェクトに取り組んでいる物理学者チームによると、反応容器内部で超

    独核融合装置、プラズマ持続に初成功
  • 「縄文のない縄文土器」と「縄文のある弥生土器」[上高津貝塚ふるさと歴史の広場・考古資料館] | 博物月報

    茨城県の霞ヶ浦は、現在では湖になっているが、縄文時代は海につながる広大な入江だった。そのため、周辺にはいくつもの貝塚がある。上高津貝塚(茨城県土浦市)は、縄文時代後晩期(4000〜3000年前)を代表する貝塚で、獣や魚の骨など豊富な自然遺物が出土することから、当時の料事情や自然環境を知る上で貴重な遺跡として国史跡に指定されている。

    「縄文のない縄文土器」と「縄文のある弥生土器」[上高津貝塚ふるさと歴史の広場・考古資料館] | 博物月報
  • JRの建設中の駅で足場崩れる 神戸 NHKニュース

    11日午後、神戸市のJR東海道線にある建設中の駅の工事現場で足場が崩れました。今のところけが人の情報はありませんが、一部の区間が上下線で運転を見合わせています。 JRによりますと、今のところけが人の情報はないということです。 現場では、電車が停車し、JRによりますと、乗客が線路を歩いて移動し、ホームに待機したということです。 この影響で現在、東海道線と山陽線は、甲子園口駅と西明石駅の間の上下線で運転を見合わせています。 気象台によりますと神戸市では風の強い状態が続いていて、午後1時ごろには21.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。

    JRの建設中の駅で足場崩れる 神戸 NHKニュース
    blackshadow
    blackshadow 2015/12/11
    これのせいでJR今もダイヤが大幅に乱れているようだ
  • 「エルニーニョ現象」最盛期 広範囲で暖冬予想 NHKニュース

    気象庁は、南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が続き、先月も海面水温の平年との差がさらに拡大し、最盛期となっていると発表しました。来年の春にかけて続く可能性が高く、この冬は広い範囲で暖冬傾向が予想されるとしています。 ことし4月からは平年との差が広がり続け、先月は2.9度と前の月を上回り、10月に続いて過去3番目の差となりました。この影響で日付近では先月、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状態が続いて全国的に気温が高く、東日と西日では月の平均気温が平年を2度前後上回ったほか、沖縄・奄美では統計を取り始めてから最も高くなりました。 また、南米の東部では先月、記録的に雨が少なくなった地域ががあったほか、インドの南西部や南米の北西部などでは、場所によってこの時期としては30年に1度程度の高温となったということです。 気象庁によりますと、エルニーニョ現象は現在、