昔から靴は装いの要、「長く履けて修理の効く靴を揃えるべし…」との教えに従い、初めて買ったリーガルのビーフロールローファーも勿論グッドイヤー製法だった。毎日履いて踵が減ったら修理してまた毎日履くことの繰り返し…いくら長持ちする靴でも限度があろう。遂に踵が綻びモカシンが解け、お釈迦になってしまったことがある。靴のローテなど考えられなかった時代だ。 月日は過ぎたが今も修理の効く靴を選んで修理をしながら長く履く姿勢は変わらない。35年前のリーガルを修理して「履こう」と考えるのも自然な流れなのだ。働き始めてある程度靴が揃うとローテーションが可能になった。おかげで履きつぶして新しい靴と交替するより何足か用意して履きまわす方が寿命が長いことを知った。修理屋で革底にラバーを張ったりつま先にプレートを付けたりとカスタマイズする事で長く履けることも学んだ。
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