前書き 最近、授業支援という形で 小学校に訪問をしてプログラミングの授業をしています。 その中で、つい先日、特別支援学級を受け持ちました。 私としても初めて特別支援学級で授業をすることになるので、事前に打ち合わせをしました。 その際に、参加者に重度肢体不自由の児童がいると知りました。 どれくらい不自由かと聞くと、視線でのコミュニケーションがやっととのことです。 このとき、私は ALS を患っていたホーキング博士が視線で文字を入力していたシーンを思い浮かべ、あの機器さえあれば視線だけで私たちが行うプログラミングと同レベルのことが可能だと考えました。 しかしながら、その場では方法が確立していなかったため、なにもお約束できませんでした。 今後同じような状況になったときのために視線制御によるプログラミングに関して調査したので、必要な準備や考慮すべきことをここに記します。 はじめに 本記事では視線制