熱海伊豆山の海を見下ろす築40年の廃屋が、時空間を超えるコミュニケーション実験スペース「ハコスコカフェ」として再生します。 この廃屋は熱海市伊豆山の七尾という集落の片隅にポツンと建っていました。日本中のどこにでもあるトタン葺の20坪にも満たない小さな小屋は、雨漏りとシロアリ、そして植物に侵食され倒壊寸前でした。ふとしたきっかけでこの小屋を借りたら何が出来るだろうと考え始めたら、果てしないアイディアが次々と沸き起こって止められなくなり、ハコスコカフェプロジェクトが始まりました。 この小屋を借りるに際して僕たちが決めたテーマは再生。建物と土地が持つ記憶を毀損しないことを最優先とし外見の改修は極力避けることにしました。私達が触れるのは腐って崩れている躯体部分と内装のみとし、何にでもなれるアノニマスなハコを目指しました。 このハコでこれから現実科学の研究を行います。現実を科学・操作し豊かにするため
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