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ブックマーク / realsound.jp (12)

  • 【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察

    稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 2007年からシリーズの公開が始まった、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』。その4作目にして、シリーズ最終作となったのが、タイトルを一新した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』だ。TVアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』、旧劇場版を経て、再び出発したシリーズが14年の長期に渡って公開され、前作から8年と数カ月を経て最終作が公開されたというのは、異例づくめといえる出来事だ。このような新シリーズのスケジュールは、庵野秀明監督はじめ作り手側にとっても予想していなかったはずだが、それでも成立してしまうというのは、『エヴァ』全体の熱狂的な人気があってこそだ。製作が長引き延期を重ねながらも、シリーズの興行成績は落ちるどころか、右肩上がりになっていった。 さらに、公開前に発表された「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」という、最終作と

    【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察
  • 映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第43回は“映画館の収益は売店頼りって当?”というテーマで。 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットに救われた映画館 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable コロナ禍で壊滅的な打撃を受けている映画館業界ですが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の驚異的な超特大ヒットに、当に救われています。 緊急事態宣言明けの再開直後の6月は、立川シネマシティでは前年同月比で2割に満たないという、さてそろそろ閉館の貼り紙の下書きでも始めるか、と思わせる惨憺たる状況でしたが、ようやく10月には7割程度にまで戻ってきました。 映画館として期待してしまうのは、今回の『鬼滅の刃』の劇場版は、純粋なアニメ版の続きだということ

    映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2020/11/05
    "そう、映画ファンは、戻ってきてくれる。"鬼滅の予告で気になる映画あった人また戻ってきてほしいと思う映画ファン。私も罪の声見に行かないとな……
  • 空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ

    今週ほどこのコラムが書きにくい週はない。全国各シネコンの公開初日の異常なまでのスクリーン割り多さが明らかになった先週半ば以降、ソーシャルメディア→ウェブメディア→テレビという順番で、あらゆるところで話題の中心となっている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の爆発的ヒット。今さら数字を上げるのも躊躇われるが一応。10月16日に公開された同作の初日金曜日の動員は91万507人、興収は12億6872万4700円。土日2日間の動員は251万人、興収は33億5400万円。オープニング3日間の動員は342万493人、興収46億2311万7450円。いずれも2位以下を大きく引き離して、歴代1位となる空前の初動成績を打ち立てた。 この数字は、先週末2位に初登場した『夜明けを信じて。』の約25倍。今年公開された『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』、『事故物件 恐い間取り』

    空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2020/10/23
    異例のスクリーン割もあるがそのスクリーン割で"埋まる"が異様事態。原作のド王道+アニメの口コミ+それが配信で見られたのが爆発に繋がったのかなとしか言えない。そんなにもファンいたの!?って感じ
  • キャスティングはひらめき重視? 新井順子プロデューサーが明かす、『MIU404』の全容

    毎週金曜日、ドラマ『MIU404』(TBS系)に心揺さぶられている。現代社会を痛烈に映し出す脚家・野木亜紀子の構成力。その物語を生身の人間が体現する主演・綾野剛&星野源を始めとした俳優陣の演技力。その演技を最大限に“魅せる”塚原あゆ子ら監督たちの技術力……その才能を集めた仕掛け人が、プロデューサーの新井順子だ。 新型コロナウイルスの影響で大幅にズレ込んだドラマのスタート。キャストたちのスケジュール調整はもちろん、企画時とは大きく変わった社会に向けて何ができるのかを模索する日々。 このドラマには「一話完結のノンストップ“機捜”エンターテインメント」というコピーが添えられているが、まさに舞台裏もノンストップ。そんな混乱を極めた『MIU404』の舞台裏を新井プロデューサーが明かしてくれた。 刑事モノで通らないなら機捜モノで ――野木亜紀子さんのインタビュー(参照:『アンナチュラル』の成功が切り

    キャスティングはひらめき重視? 新井順子プロデューサーが明かす、『MIU404』の全容
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2020/08/11
    "5話だと、悲しいけれどそういうことがこの世にはあるんだということが、1つ知れて明日からちょっと優しくできる……みたいな。"これぐっときた。毎週金曜の、ハラハラしながらの楽しみをありがとう
  • 「怖さ」を超える映画的興奮! 『ヘレディタリー』でアリ・アスターが到達した「高み」を検証

    2018年に公開(日公開は11月30日)された作『ヘレディタリー/継承』は、海外、日を問わず多くの有力映画メディアや批評家から年間ベスト作品に選出されて(自分も年間4位に選出した)、「2018年を代表する1作」という評価を確立している作品だ。もっとも、アカデミー賞やゴールデングローブ賞といったメジャーなアワードで、作でキャリア最高の演技を披露しているトニ・コレットが主演女優賞にノミネートさえされなかった事実には、いまだホラー映画というジャンルに対しての根深い偏見があることも痛感させられた。サイトの読者の中にも、「ホラー映画だから」という理由で作をまだ観ていない人もいるのではないだろうか。今回、国内でBlu-ray/DVDがリリースされるのを機会に、作の監督、アリ・アスターが長編デビュー作にしていきなり到達してみせたその「高み」について今一度検証してみたい。 ホラー映画をあまり

    「怖さ」を超える映画的興奮! 『ヘレディタリー』でアリ・アスターが到達した「高み」を検証
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2020/02/22
    “本作においては制約のないカメラワークを可能にするためにロケ地に家のセットを丸ごと建てて撮影された室内シーンだけでなく” やっぱりそうだよねえ
  • 『パラサイト 半地下の家族』はポン・ジュノ監督の過去作と何が違う? 「異物=人間」が煽る不安

    「半地下」の文字通り、半分が地下に埋まった家に住むキム一家(父:ソン・ガンホ、母:チャン・ヘジン、息子:チェ・ウシク、娘:パク・ソダム)。一家には金も職もなく、内職をしてギリギリの生活を送っている。そんな一家のもとへ、ひょんなことからIT企業の社長一家での家庭教師の仕事が舞い込む。この話をキッカケに、まずは息子が、続けて娘に、さらには父に母にと、キム一家は身分を偽って次々とパク一家の懐に忍び込み、「寄生」を始めるのだが……。 物語への言及はここで止めておこう。公式にネタバレ禁止が強くアナウンスされているし、あらすじを知らない方が確実に楽しめるからだ。ゆえに今回の記事では、ポン・ジュノという稀代のストーリーテラーの作風と、作が過去作品に比べてどう違うのか、どう面白いのかを書いていきたい。 ポンさんと言えば、恐怖、暴力、哀愁、孤独といったダークなテーマをユーモラスに調理する天才である。多くの

    『パラサイト 半地下の家族』はポン・ジュノ監督の過去作と何が違う? 「異物=人間」が煽る不安
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2020/01/16
    パクソダムすごかったな……過去のポン・ジュノ作品も見ようと思った
  • 『HiGH&LOW THE WORST』の“裏主人公”=轟洋介 人望なき男が仲間を手に入れるまで

    鬼邪高校は、SWORD地区の中でも独特のシステムを持った集団である。普通ならばトップは1人だが、鬼邪高は全日と定時に分かれており、それぞれにトップを抱えている。「HIGHER GROUND」の歌詞にもある通り、ハイロー世界ではキングにぶつかることができるのはキングだけである。そうである以上、キングとキングはぶつからなくてはならない。宿命として内紛のタネを抱えた、二人の王を持つ集団、それが鬼邪高校である。 轟洋介は、そんな鬼邪高校の一方の王になるはずだった男だ。鬼邪高校の全日に転校し、瞬く間に実力で校内を掌握。しかし定時の村山こそが鬼邪高の真のトップであることを知り、全力で挑むも敗退する。その後、鬼邪高全日制は群雄割拠の内紛状態に突入し、一方で定時は校外でのトラブルに対処する「大人」の集団としての色合いを強める。SWORDと九龍グループとの一大バトルが描かれた『END OF SKY』と『FI

    『HiGH&LOW THE WORST』の“裏主人公”=轟洋介 人望なき男が仲間を手に入れるまで
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2019/11/06
    確かに人がついてこなくて読む本が君主論なの、完全に轟洋介って感じで解釈一致感すごい。かわいい。
  • 『HiGH&LOW』に続く熱狂の予感? 『PRINCE OF LEGEND』に込められた“王子”への批評|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    『HiGH&LOW』に続く熱狂の予感? 『PRINCE OF LEGEND』に込められた“王子”への批評 『HiGH&LOW』を生んだTEAM HI-AXが手掛ける『PRINCE OF LEGEND』(以下、略称『プリレジェ』)の放送が10月3日深夜からいよいよスタートした。 ドラマの冒頭では、『北斗の拳』や『クレイジージャーニー』、『なんでも鑑定団』などでおなじみの銀河万丈がナレーションを担当し、主人公の朱雀奏(片寄涼太)や鏑木元(飯島寛騎)、久遠誠一郎(塩野瑛久)といったTEAM奏の紹介が進んでいく。『HiGH&LOW』シリーズが立木文彦のナレーションから始まるイメージと重なり、わくわくしたファンも多いのではないだろうか。 そこに、1980年代に活躍したイギリスのバンド、G.I.オレンジの「PSYCHIC MAGIC」をカバーした片寄によるテーマ曲が流れる。ほかにもこの日は、Nenaの

    『HiGH&LOW』に続く熱狂の予感? 『PRINCE OF LEGEND』に込められた“王子”への批評|Real Sound|リアルサウンド 映画部
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2018/10/11
    "明らかに昨今の「王子」に求められる意匠を過剰にデフォルメした表現であり、そこにこそ面白味があるのではないかと。" 過剰デフォルメに納得感。ベタをベッタベタにやりつつ変化球も来る感じ
  • 平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」

    平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」 『HiGH&LOW』シリーズのスピンオフムービー『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』が、現在公開されている。男たちの闘いと友情を描く『HiGH&LOW』シリーズは、LDHの俳優やパフォーマー、若手俳優たちが一堂に会する、累計興収60億円・観客動員450万人を突破する人気シリーズ。そのスピンオフとなる作では、ダン(山下健二郎)、テッツ(佐藤寛太)、チハル(佐藤大樹)の3人組“DTC”の活躍が描かれる。今回、リアルサウンド映画部では、平沼紀久監督にインタビューを行った。これまでシリーズの脚を手がけてきた平沼氏が初めて監督を務めた経緯や、同作に散りばめられた小ネタについてなど、撮影秘話を掘り下げた。(編集部) キャラクター的に「DTCだと許

    平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2018/10/07
    ここのハイローのインタビューはいつもいい。そうかあれミュージカルやったんか。
  • 平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」

    平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」 ーー他にも、劇中歌では、一世風靡セピアを彷彿させる『IIKOTO』のインパクトも大きいですね。『修羅BANBAN』もそうですが、最近あまり聴かない曲調をあえて採用しています。 平沼:時代ですよね(笑)。でもファッションもそうなんですけど、時代って回っていくのかなとも思っていて。もしかしたら、一世風靡のスーツが真っ黒になって、さらに激しいダンスを踊ってるのがEXILEなのかもしれないし。 ーーその視点は斬新ですね。 平沼:そういうのを抜きにしても、一世風靡のあの時の熱量って今の世代にとって新鮮に見えると思うんですよ。今『東京ラブストーリー』の再放送を見て、若い世代が反応するのと一緒で。そんな熱量をあの5人から放出したかったんです。 ーー今回も音楽に関しては盛りだ

    平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2018/10/07
    ここのハイローのインタビューは本当にいいよねぇ ミュージカルとは意外と気づいてなかった
  • 『ヘイトフル・エイト』は何を告発するのか? タランティーノ最高傑作が描くアメリカの闇

    「恐らく、これは俺の最高傑作と言えるだろう」 南北戦争終結後のアメリカ、冬の山岳地帯の山小屋を舞台にした密室殺人ミステリー西部劇『ヘイトフル・エイト』 についての、タランティーノ監督自身の発言である。この変則的とも思われる題材の作品が、なぜ彼の「最高傑作」と言えるのだろうか。 クエンティン・タランティーノは弱冠31歳にして撮った『パルプ・フィクション』で、カンヌ映画祭最高賞(パルム・ドール)を獲得し、「映画界の寵児」と呼ばれた、紛れもない天才監督である。いわゆるB級映画を中心とした、自分の愛する映画作品の引用を駆使し、時系列を組み換えながら構成する『パルプ・フィクション』が、まずフランスで大きく評価されたというのは必然的かもしれない。既製品を利用し、全く別の意味に昇華させてしまう芸術分野の手法を、最も的確に映画作品で成功させ、タランティーノ自身もファンだというジャン=リュック・ゴダール監督

    『ヘイトフル・エイト』は何を告発するのか? タランティーノ最高傑作が描くアメリカの闇
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2016/03/05
    痛烈な批判入ってたよね。重厚で結構良かった。キャラクターも確かに曲者揃いって感じでした。
  • 椎名林檎『日出処』はもっと多くのリスナーに届くべき 初週売上げを受けて考えたこと

    参考:2014年11月03日~2014年11月09日のCDアルバム週間ランキング(2014年11月17日付)(ORICON STYLE) このコラムでは4週間に1回自分の順番が回ってきて、その週のアルバムチャートを分析して原稿を書いるわけですが、できることならこのタイミングでアルバムチャートについては書きたくなかったというのが正直なところです。「書きたいことがない」からではなく、逆に「書きたいことがありすぎる」というか、来は冷静に分析すべきところに私情を挟まずにはいられないからです。 自分が20年近く音楽に関わる仕事をし続けてきた根っこには「いいものは売れるはずだ」という信念のようなものがあります。だから、自分があまり「いい」と思えないものでも売れているものがあったら「いい」ところを探そうとするし、自分が「いい」と思えるものが売れなかったとしたらその理由を探します。「ミュージシャン人に

    椎名林檎『日出処』はもっと多くのリスナーに届くべき 初週売上げを受けて考えたこと
    bloominfeeling
    bloominfeeling 2014/11/16
    ちょっと気にはなる
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