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  • パッとしないが、実はすごいヤツ。令和の会社員像は 鍋倉夫「路傍のフジイ」(第143回)|好書好日

    一見どこにでもいそうだが、考えてみるとこんな人はなかなかいない――。昨年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載している『路傍のフジイ』(鍋倉夫)が静かな反響を呼んでいる。 藤井は40代独身の非正規社員だ。はっきりとは書かれていないが、「ライターやデザイナーばかり」というから、広告代理店勤務だろうか。しかし藤井自身は毎日きちんとスーツを着ている総務係。今まで一度も結婚式に呼ばれたことがないくらい存在感がなく、これといった取り柄もなく、みずから周囲に溶け込もうともしない。そのため周りからうっすらバカにされており、「こうはなりたくない」「可哀想な中年男」と見られている。ところが、少しでも深く付き合うと、彼の孤独でも充実した生き方に魅了されるようになる。 総務の仕事をしている一見地味な主人公といえば、1986年から「ビッグコミック」(小学館)で連載された『総務部総務課山口六平太』(林

    パッとしないが、実はすごいヤツ。令和の会社員像は 鍋倉夫「路傍のフジイ」(第143回)|好書好日
    blue_night_blue
    blue_night_blue 2024/05/15
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