2014年11月2日のブックマーク (4件)

  • 『論座』6月号、広田照幸論文 - shinichiroinaba's blog

    http://d.hatena.ne.jp/merubook/20060502/p2 山形先生のお怒り(http://cruel.org/other/rumors.html#item2006050101)に触れたアレですがな。私は実はまだ読んでいませんが、広田先生の危機意識はある程度共有しておりますし、かといって山形先生のおっしゃることもわからんではありません。 人文系のみならず全般的に研究者・高等教育担当者の労働市場に恐ろしいミスマッチが生じており、それは当然に労働市場限定の問題ではなく、学術研究の社会的需給バランス全般にかかわる問題なのでしょう。後進を育成し、しかるべき処遇を与えて研究を次世代へと継承発展させていくためには、目先の資金獲得に汲々とするだけではだめで、やはり遠回りに見えても、地道に学術研究の社会的意義を広く世間に知らしめ、スポンサーを増やしていくしかありません。それがだめ

    『論座』6月号、広田照幸論文 - shinichiroinaba's blog
  • 広田照幸による最近の教育論に対する批判

    広田照幸による最近の教育論に対する批判 「時間がなくて詳しく紹介する暇がないのですが」と書きましたが、『アソシエ』 2002, No.7 に掲載されている広田照幸と黒沢惟昭の巻頭対談 (2001年12月21日、アソシエ21ホールにて) から広田の発言を引用しておきます。広田の論点は、各論では必ずしも意見が一致しているとは限らないが、方向性において新美一正の論点と共通するところが多い。 広田◎ かつての地域の共同体に代わるものとして、学校を介した新しい地域のネットワークを構想するような議論は、いろんな方が最近盛んに言ってますね。ただ、私はそれについても疑念を持っています。 つまり、ボランタリーなネットワークを作れるのは、知識や時間のような資源を持っている人たちで、当に社会的な弱者、弱いところにいる人は十分コミットするだけの時間的余裕も精神的余裕もないし、参加しても対等な議論をやっていけるよ

  • ■ - 群馬大学 二宮祐研究室

    数ヶ月前から組織学習論の勉強をひっそりと再開している。今日は再び入門書を読んでみた。 企業内人材育成入門 作者: 中原淳,荒木淳子,北村士朗,長岡健,橋諭出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2006/10/20メディア: 単行購入: 11人 クリック: 84回この商品を含むブログ (43件) を見る 特に、成功した経営者の「教育論」は、広く巷間に流布している。ロマンティシズムと、幾ばくかのノスタルジーをともなう成功者の物語は、人々を魅了してやまない。それは、自社の教育に携わるビジネスパーソンを勇気づける。 しかし、「私の教育論」は、ともすれば弊害をもたらすことも多い。 企業内の教育を統御する立場の人間が、「ある一人の人間の被教育経験」という、第三者から批判を受けにくい限定的な一事例を根拠に、企業全体の教育システムを改善しようとするとき、その弊害は前景化する。〈私〉にとってうまく

    ■ - 群馬大学 二宮祐研究室
  • 相関係数の大小は相関の有無とは全く関係ない件について。

    話題になった日経のトンデモグラフに対する突っ込みで、相関係数には言及してもp値、有意水準についての言及は少なく、勘違いしている人が多いのではないか?と感じたのでブラッシュアップも兼ねてまとめました。

    相関係数の大小は相関の有無とは全く関係ない件について。