大学病院などで診療に当たりながら給与が支払われない「無給医」の問題について、勤務医で作る労働組合は、全容を解明するため、厚生労働省にすべての大学病院を緊急点検することなどを求めました。 これを受けて、勤務医でつくる労働組合「全国医師ユニオン」などは、25日会見を開き、厚生労働省に対して、労働基準監督署による大学病院への一斉点検の実施や再発防止の指導を徹底することなどを求める要望書を提出したことを明らかにしました。 全国医師ユニオンの植山直人代表は「文部科学省の調査結果は氷山の一角にすぎない。無給医がいる病院は労働基準法違反であり、労働行政を所管する厚生労働省が全容を徹底的に解明し、改善するべきだ」と訴えました。 全国医師ユニオンは、今月28日にも、弁護士らと協力して「無給医ホットライン」と題した弁護士などによる電話相談を行うことにしています。 電話番号は、03-3251-5363、03-3
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