心筋梗塞は動脈硬化などが原因で血液の塊(血栓)が心臓の血管に詰まってしまう病気です。一刻も早く血液の塊を取り除いて血流を再開させることが必要になりますが、その治療にはカテーテルという細い管を使います。手首などの血管から詰まっている部分までカテーテルを入れて、その先に装着されているステントという小さな金属の網で血管を広げて血流を再開させます。病院に行くまでに亡くなる人も多いのですが、この治療を受ければ95%とも言われる高確率で命が助かります。発作が起きたらとにかく早く病院で治療を受けることが大切です。 今回、番組では心筋梗塞の経験者110名に聞き取りやアンケートなどで調査を行いました。そこから浮かび上がったのは「およそ半分の人がすぐに病院へ行っていなかった」という事実!強烈な症状があるにもかかわらず、なぜ病院へ行かないのか?それには3つの理由があると考えられます。 すぐ病院へ行かない理由①「