NECは7月25日、圧縮速度を高速化したロスレス画像圧縮技術を開発したと発表した。JPEG2000など既存の規格と同等の圧縮率を保ちながら、数十倍の速さで圧縮できるのが特徴。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査計画で衛星画像処理に採用される予定。 一般に使われているJPEGなどの画像圧縮方式は、ファイルサイズが小さくなる分、元画像から画質が劣化する。 これに対しロスレス(lossless)画像圧縮は、画像の圧縮時に画質の劣化がないため、科学関連や医療画像、高品位デジタルカメラといった高精細な画像を扱う分野での利用が期待されてきた。ただ、圧縮時の演算量が増えて処理が重くなるため、低電力デバイスへの搭載が難しいなどの課題がある。 新開発の方式では、対象画像を写真や自然画像に限定し、独自の画素予測方式を考案することで演算負荷を軽減。JPEG-LSやJPEG2000の可逆モードと同等の圧縮率
昨日、都内某所で、ちょっと講演をした。昔、世話になったことのある大先生に頼まれて断れきれなかったのだ。最近は、宇宙旅行とか火星や小惑星の命名権やらの土地の権利とかをネタにして、怪しげな事もあるらしいので警戒した。しかし、そう言ったものでは無く、心配は全くの杞憂であった。結果的には、色々な人に会えたし、面白かったので、講演して良かった。 このブログで事前に告知しなかったのは、会場になる会議室が満員になるくらい既に予約が入っていると言うことだったからだ。 で、会場に行くと、50人弱位の人が集まったのだが、普段の『客層』と全く違うので驚いた。普段は、専門の技術者や科学者が集まる学会やら、マニアの集まる SF 大会やロフトプラスワン、宇宙作家クラブのミーティングで喋っているのだが、この場合、聞いている人は、宇宙に関して、それなりに知識がある。 ところが、昨日は、全く宇宙とは関係の無い職業でマニアで
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