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ブックマーク / fusenmei.cocolog-nifty.com (16)

  • 雑誌広告クライシス - 誰も通らない裏道

    今日は近くのコンビニと書店を回り、月曜、火曜発売の週刊誌を立ち読みしてみた。 といっても私が見ているのは広告だけだ。 男性週刊誌を中心に見たのだが、5、6冊を見たなかでまともにセールスが成立しているナと思う広告は数えるほどしかなく、私の印象では各媒体とも広告予算は数百万円といったところだと思われる。 これが数年前であれば、毎週、1,000万円を軽く超える(というかそれ以上)広告収入があった媒体はザラにあった。ということはどの媒体も広告収入はおそらく半減しているはずで、さらに発行部数、実売数とも全体的に右肩下がりの状況のなかで、そろそろ立ち行かなくなってくる媒体も出てくることが予想される(ただし週刊現代だけはこの1年で実売数が10万部近く上昇するという奇跡の復活を遂げた)。 なにしろ週刊誌というのは毎週発行しているわけだから、いったん赤字体質になるとその赤字は雪ダルマ式に増えることになる。こ

    雑誌広告クライシス - 誰も通らない裏道
  • それにしても止まるところを知らないメディアの劣化(とくにTBS) - 誰も通らない裏道

    菅直人新政権がいかなる政権なのか。日々読んでいるブロガーの論考を読むと、その論調はさまざまだが、個人的にはもう少し様子を見てから判断したいと思っている。 で、まあそれはともかくとして、、、 私は基的にテレビ、そしてもはや新聞もほとんど見ないのだが、それにしても鳩山辞任→菅就任というこの間におけるメディアの報道ぶりというのは凄まじいまでに低レベルである。 もうただひたすら小沢一郎を極悪人に仕立て上げ、「小沢離れをした菅政権」を煽る。そのまた一方で、鳩山が辞任に追い込まれた直接的な原因となった普天間問題はもはや吹き飛んでいる。あれだけ大騒ぎをして、かつ確かに重要な問題である普天間問題より、どうやらマスメディアにとっては小沢一郎が「失脚」したことが嬉しくてしょうがないといった様相だ。 昨日の早朝、近所の土手を歩いていたら、前を歩いていた人が携帯ラジオを持っていて、それを歩きながら聴いていた。番

    それにしても止まるところを知らないメディアの劣化(とくにTBS) - 誰も通らない裏道
  • きわめて私事の話 - 誰も通らない裏道

    このブログでかつて書いたこともあるが、私の職はとある媒体の広告営業である。 といってもキャリアは8年ほど。したがって、さほどキャリアがあるわけではない。 しかし、この8年というのは広告業界が劇的に変化した時期と軌を一にしており、その意味ではいい時代から厳しい時代へ、ビフォー・アフターを営業現場でリアルに体験することができた貴重な時でもあった。 すでに多くの方がご存じのごとく、既存メディアは生き残りを賭けた厳しい戦いに突入している。 そういう状況になると、どんな経営者でもまずやることは経費削減である。ま、これについては多くの既存メディアというのはずぶ濡れタオルのようなもので、絞れば相当な水が出る。かつての日産自動車がそうであったように、合理化余力は見方を変えれば含み資産でもあるわけだ。 しかし、一方でこれまたよく知られている通り、賃金には下方硬直性がある。 となると、、、 次に経営者が考え

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  • 退職後~私の経歴と今考えていること - 誰も通らない裏道

    昨日をもって25年間勤務した会社を早期退職した。 政局が緊迫していくなかで書きたいことはいくつもあったのだが、ここ最近は仕事の引き継ぎや挨拶回りなどをするだけで精一杯で、ブログを書く余裕がなかった。 しかし、これからは少なからぬ時間ができるので、できるだけ更新頻度を上げていこうと思っている。 そして現在進行形の政治やメディアの話と並行して、これまでの自分の会社員生活を振り返るエントリーも書いてみようと思っている。 ということで、以下、私の経歴と今考えていることを書きます。 私は1985年、東京都文京区にある光文社という出版社に入社した。 最初の配属はカッパ・ビジネス編集部(カッパ・ブックスグループの一部署)、その後、いろいろな組織変更があったが要するにカッパ・ブックスのグループの中でまずは15年間を過ごした。 ここで最初に担当したのが小室直樹氏であった。もちろん、この時には直属の上司(彼が

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  • 官房機密費の実態 - 誰も通らない裏道

    官房機密費の実態(1) 官房機密費の実態(2) 官房機密費の実態(3) ここで「評論をしている方々には盆暮れに、みなお届けをするというのは額までみんな書いてありました、、、」という証言が出てくる。 官房機密費の実態(4) 官房機密費の実態(5) ツイッターでの、爆諸問題のラジオの件、面白く拝見しました。酷かったようですが、彼らが同じTBSラジオで別の番組をやっているのを御存じですか? 私は先にそれの書き起こしを偶々読んでいたのですが、内容は空疎で、彼らがそもそも何も考えていない、只の芸人なんだなあということだけは良く判りました。 「日曜サンデー」または「太田総理」などのTV番組などで、彼らが言っている事は、誰かがキッチリと書いた台通りということですよね。では誰がそれを書いたのか。当然、それを流す人達です。 今、官房機密費が渡ったとされる個人の名前が挙がっていますが、それらよりもさらに巨額

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  • 「起訴相当」大歓迎!~いよいよ「マスメディア崩壊」の最終章が始まった - 誰も通らない裏道

    昨日、検察審査会が、いわゆる「陸山会」の土地購入に関する“問題”で、小沢一郎について「起訴相当」と議決した。 この問題については、私が普段から信頼して愛読しているブログの多くが批判、怒りを表明している。 ・世に噛む日々 「市民感覚」が選択する「滅びの道」 ・植草一秀の『知られざる真実』 小沢氏影響力排除への加担は主権者の自殺行為 ・Like a rolling bean (new) 出来事録 小沢氏起訴相当という検察審査会の「民意」が権力闘争のために誘導されたことに法治国家の決壊を見ます ・憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ 小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」事件で、政治資金規正法違反に関して検察審査会が「起訴相当」とやはりねの結論。マスゴミ狂喜乱舞か ・文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』 「検察審査会」が小沢一郎を「起訴相当」だって。なんだか怪しい話だね。 ・高野 

    「起訴相当」大歓迎!~いよいよ「マスメディア崩壊」の最終章が始まった - 誰も通らない裏道
    bluegote
    bluegote 2010/05/07
    起きた現実を古い色眼鏡で覗いてあおる。マスコミそれしかできなくなっているのか。。
  • 世論操作の従事者たち - 誰も通らない裏道

    昨日、やや遅めの昼を、、、と思い、とあるラーメン屋にぶらりと入った。 すると店内に置かれたテレビでミヤネ屋という番組をやっていた。 私はテレビというのはほとんど見ないが、朝、出勤前は時間を確認するためにテレビをつけている。すると何気に見てしまうわけだが、朝のワイドショーというのはまあひどいレベルだ。 さすがにみのもんたの番組は見ないのだが、トクダネ!はよく見る。今年の初め、陸山会の政治資金“問題”でメディアが騒いでいた頃、トクダネ!では連日、訳知り顔の薄ら笑いを浮かべた田崎史朗を番組の冒頭から出演させて小沢バッシングを繰り広げていた。私はそれを見ては腹を立てて(だったら見なければいいのだが)、twitterで「田崎ムカつく」などとつぶやきながら出勤していたものだった。 しかし、、、 昨日、初めてミヤネ屋を見て、「トクダネ!の民主、小沢叩きなんて、この番組に比べれば他愛のないレベルだナ」と

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  • メディアの生死を分ける要素 - 誰も通らない裏道

    もう10年以上前のことだが、自動車評論家の徳大寺有恒氏が、「いま現在の少なからぬ日車はこの世からなくなっても誰も困らない。ここがヨーロッパのクルマとはうんと違うところで、欧州メーカーのクルマというのは、そのクルマがなくなってしまうと困る人がたくさんいる。そういうクルマをなかなか作れないのが日メーカーの弱点だ」と言っていたのを聞いて「なるほど」と思ったことがある。 ま、もちろんその後、日の自動車メーカーの状況も大きく変わり、日車のありようも少しずつ変わってきた。 そんななかで、たとえばホンダという会社は他メーカーの合従連衡が進むなかで今でも独立でやっているわけだが、その大きな要因の一つは自動二輪、つまりバイクがあるからだと思う。ホンダは世界一の自動二輪メーカーで、ホンダのバイクがなくなってしまったら、世界中で困る人がたくさん出てくる。この事実がホンダという会社の価値をものすごく上げて

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  • 西松事件の訴因変更こそ大事件ではないのか? - 誰も通らない裏道

    ここのところ真っ当にブログを更新していない。 ま、風邪をひいてしまったこともあるのだが、自分のRSSリーダーに登録してあるブログを読んでいると、自分が書きたいことはすでに多くのみなさんが先に書かれていて、それ以上に付け足すことなど何もないのである。 基的に怠惰な私はこのスピードになかなかついていけない、、、 なので、これもすでに多くの方が書かれているし、当ブログでも2月1日のエントリーで触れたことではあるのだが、どうしても気になるので、もう一度書いておく。 それは西松事件における大久保秘書の訴訟の行方だ。 ネット上ではすでに有名な話だが、この裁判では今年1月13日に行われた第2回公判で検察側の証人として出廷した西松建設の元取締役が検察側の描いた構図を覆す証言をした。そのため公判の成り行き、具体的に言えば大久保秘書は無罪の可能性があるのではないかと注目されていた。そしてこの裁判の第3回目の

    西松事件の訴因変更こそ大事件ではないのか? - 誰も通らない裏道
  • メディアの意図は「報じない」ことから見えてくる - 誰も通らない裏道

    昨日のエントリーと重複する内容になってしまうが、、、 東京新聞社会部長の佐藤敦なる人物が書いた『リーク批判』に答えてという文章を読んだ。 すでにネット上では、これに対するエントリーが出ているが、私も少し感想を述べておきたい。 といってもこの文章は、メディアが検察リーク報道批判に反論する際のほぼワンパターンの論法なので、細々とは突っ込まない。ただ私が一番、引っかかったのは以下の部分である。 ****** 私たちは、検察捜査に誤りがないとは思っていません。足利事件の菅家利和さんの冤罪(えんざい)では、捜査情報に依拠して菅家さんを犯人と決め付けてきた報道を率直に反省し、その繰り返しはしまいと肝に銘じています。 しかし、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる疑惑は、日の最高実力者となった人物の周辺で起きたことです。断片的な捜査情報を積み重ね、多くの関係者に当たり、資料を収集し、そこから

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  • 小沢関連 ~ TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」久米宏vs.武田一顕(2) - 誰も通らない裏道

    ****** 久米「あの僕、武田さんがTBSラジオに露出しているのは、まあ90%以上聴いてると思うんですけど、ご主張はすべて全部耳にしているはずなんですけどね、これから先の話なんですけど、つまり小沢周辺の秘書は3人逮捕されて、1人は現役の国会議員で、1人の第一秘書は2回目逮捕をされてますよね」 武田「大久保ですね」 久米「大久保は2回目逮捕されて、つまり3人逮捕されていて、今日、小沢氏人が事情聴取を受けているはずなんですけど、で、検察はこのまま小沢を逮捕するなり起訴しないとすると、つまり事情聴取しただけでここですませるとすると、東京地検特捜部は何をしたかっていうと、政権交代直後の日の政局を大混乱させて、それでここでやめるとするとですよ、大混乱させただけじゃないですか。ってことは当然この後、小沢一郎を起訴するなり、あるいは逮捕するなりしないと、面子が立たないと言いますかね、大混乱させただ

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  • お詫びして訂正します - 誰も通らない裏道

    今回の民主党VS検察ですが、たしかに 俺も民主党側に勝利して欲しいと思って ますけど最悪のケースに備えて心の ハシゴは上げないでおきます。 これで検察が勝利した日には俺の精神的 ダメージが大きいので。 故意に記載しなかったものは虚偽記載にならないようです。記載してなかっただけですから。 人は記載する必要がないと判断し記載しなかった。 http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/724.html 一部を抜粋します 石川氏は、その指摘を認めて「(判断)ミスだった」と弁明したのでしょう。 しかし、こちらの解釈(=土地購入代金の原資は小沢氏より供与された現金の4億円)を妥当とした場合、政治資金収支報告書にある「小澤一郎より借入金:4億円」は、石川氏の認識と異なり、この「現金供与」を意味することになります。 そして、別途金融機関から借り入れた4億円は、小沢氏名義で

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  • 朝日新聞東京本社編集局、謎の取材源 - 誰も通らない裏道

    以下、日夕方の朝日新聞東京社編集局アカウントのtwitterのつぶやきに対して、私がRetweetした際の流れ。 ****** asahi_tokyo 夕刊1面のトップです。きのう逮捕された石川衆院議員が政治資金収支報告書への虚偽記載について、故意だったことを認めたようです。当初は「記載ミス」と説明していました。 どうやって確かめたのですか? RT @asahi_tokyo: 夕刊1面のトップです。きのう逮捕された石川衆院議員が政治資金収支報告書への虚偽記載について、故意だったことを認めたようです。当初は「記載ミス」と説明していました。 asahi_tokyo取材で確認しました。取材源は言えませんが。RT @kappaman: どうやって確かめたのですか? RT @asahi_tokyo: 夕刊1面のトップです。きのう逮捕された石川衆院議員が政治資金収支報告書への虚偽記載について、故意

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  • 霞が関独裁の崩壊 - 誰も通らない裏道

    昨日の民主党・石川知裕議員と池田光智氏の逮捕、及び大久保隆規氏の再逮捕について、個人的感想を以下に述べる。 まず、これは当ブログではもう何回も述べてきたことの繰り返しになり恐縮だが、日は民主主義国家ではない。民主主義を装った世界でも最高度に洗練された独裁国家である。したがって、今回の検察の行動を「民主主義国家とは思えない」と批判するのは的外れで、「いよいよ独裁の正体を現した」と見るべきである。 つまり明治以降、第二次世界大戦前も後も、基的にこの国の権力者は変わることなく霞が関の官僚なのだ。 しかも、第二次世界大戦で敗戦という結果を招いてしまった官僚は、この失敗から学び、戦後、民主主義という仮面をかぶった独裁という、より高度な手法を手に入れした。そのポイントとなるのが司法とメディアである。 以下は昨年4月1日のエントリーに引用した文章であるが、再掲する。 ****** 「われわれは印象社

    霞が関独裁の崩壊 - 誰も通らない裏道
    bluegote
    bluegote 2010/01/18
    事実がどうかは不明だが、感覚的には官が小沢を抹殺しようとしているようにしかみえない。
  • ウソをついたことを自分でバラてしまった岸井成格 - 誰も通らない裏道

    昨日は「サンプロを見逃した」と書いたが、実は夜になって朝日ニュースターで再放送されており、これを見ることができた。 事前にtwitterやブログによってほぼ流れは知ってはいたが、やはり実際に問題のシーンを見ると、それはなかなかにインパクトがあった。 小沢問題に関する討論時に出演していたのは、枝野幸男、石原伸晃、そして朝日の星浩と毎日の岸井成格。 石原伸晃はしきりに国会できちんと説明するべきだと主張する。ま、それはそれで結構だが、だったらまずは自分の父親に五輪誘致に関するカネの問題を都議会で説明しろっ!と言いにいくべきだ。 そして岸井成格である。この男は検察のリークを書いているだけではないか?という田原の突っ込みに対して、「リークではなくてこちらで当てて顔色を見る。ちゃんとウラを取っている、、、」などと応じていた。 ところが、郷原信郎が「いま問題になっている小沢の件のどこに事件性があるのかわ

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  • 相変わらずたちの悪い「とくダネ!」とネット上の真っ当な言論 - 誰も通らない裏道

    性懲りもなく今朝のとくダネ!を見ていたら、相変わらずの田崎史朗をゲストにして小沢の影響力がどうしたこうしたというよな内容を垂れ流しており、そのなかでネットで小沢一郎に関するアンケートをとってみたというようなことを言っていた。“ながら視聴”だったので細かいところは正確ではないが、要するに「鳩山政権で小沢の力が強いと思うか、弱いと思うか?」というような設問だったらしい。そして、その答えの80%以上が「強いと思う」という答えだったとアナウンサーが言っている。で、このアナウンサーは続けて「まあ、あくまで印象論なんですけどね」と付け加えた。 これを見て私は「自分たちで印象操作をやっていることを半ば認めてるようなものだナ」と思った。 だって、これだけ「小沢支配云々、恫喝云々」と垂れ流しておいて、「あなたは現政権で小沢一郎の力が強いと思いますか?」と聞けば、そりゃあ多くの人が「イエス」と答えるだろう。つ

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