「エルゴノミクスキーボード」をご存じだろうか。デザインが普通のキーボードと異なり、右手用、左手用とキーボードが分かれていたりするのが特徴だ。エルゴノミクス(人間工学)というだけあって、通常のキーボードに比べて手くびへの負担も少ないという。筆者も先日、マイクロソフトの「Natural Ergonomic Desktop 7000」を購入してみた。 「これでバシバシ文字を入力してやるぜ」と、キーボードに向かってはみたものの、いかんせん入力しづらい。「はて? おかしいな……」。普段小さなノートPC(ThinkPad X41)のキーボードに慣れているからか、なんとなく指がふわふわと落ち着かない感じ。それにキーボードの配置が湾曲しているせいか、キーボードの上のほうに配置されている数字キーを意識すると、下のほうの[Ctrl]や[Alt]キーなどが打ちづらいし、[Ctrl]や[Alt]を意識すると、数字